今、僕は40歳(もうすぐ41歳……!)。
みなさんにとって40歳ってどんなイメージですか?
10代、20代の人たちにとっては随分先の話に思えるかな?
30代のみなさんにとっては「もうすぐ40だよ~」と焦りがあるかも。

40歳の山根(@Hackagogo)です。
僕が20代のとき、まわりの40歳の人に抱いていた印象は、「人生の頂点」とか「大人の余裕」とか「自由」とか、そんな感じだったかもしれません。
そして、少し近寄りがたい存在であったことは確かです。
30代の先輩には話しかけやすくてバカな相談とかしやすい。
でも、40歳の先輩となると一気にハードルがあがって話かけるのも緊張する、みたいな。
僕にとっては、40歳は人生のピークみたいな印象があったんですね。
早く「40代になりて~」「かっこいい“ちょい悪おやじ”になりて~」なんて思ってました。
(ちょい悪オヤジがわかる20代とかいるのかな?)
今、自分が40歳になって自分が思うこと。
今回の記事ではそんなことを書いてみたいと思います。
40歳のことを「不惑(ふわく)」と呼ぶ
中国の思想家である孔子。孔子は中国の古典である「論語」の中の一節に「四十歳にして迷わず」と書かれています。
40歳になって人生の方向性が定まり迷いもなくなったという意味。
ちなみに論語は孔子が書いたのではなく、弟子たちによって書かれた、孔子の名言集のような本。
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なにが不惑なんでしょうね?
40歳は人との距離感がわかる
新卒で社会人になった方なら、18年間、社会で揉まれています。
成功も失敗も経験しているでしょう。
大きな挫折を味わったこともあるかもしれません。
不惑の年と言われる理由のひとつは、自分にできること、できないことの判断ができるようなることかなと思います。
それは人との接し方にも言えること。
例えば、頭の中で考えていることを上手く会話で伝えることができないとしましょう。
もしくは、相手の話を半分も理解できなくて、頭が悪いのかな……なんて落ち込むことがあるかもしれません。
若い人なら、これをコミュ障といって、重大な障害であると悩んだりします。
けどね、40歳になってわかったことは、人類みなコミュ障なんですよ。
だって、他人だもん。
人の頭の中なんてわかるわけがない!
「コミュニケーション=会話」だけではないということを理解して、人との接し方がわかるのが40歳です。
会話が得意な人もいれば、SNSで情報を発信するのが得意な人もいる。
芸術や創作で自分を表現できる人もいれば、人を幸せにする笑顔が作れる人もいる。
「自分は自分」「人は人」ということ、コミュニケーションには様々な形がある。
40歳になって、やっとわかったことです。
40歳には「人にはそれぞれペースがある」ということがわかる
人間性を図る尺度はありません。
もちろん誰が一番お金を持っているか、誰が一番Twitterのフォロワーが多いかといったように数字で強制的に順位付けは可能です。
ただ、数字は上がるし、下がる。
そこを目指すことは生産的ではないはずです。
会社という枠組みの中で会社のペースに合わせても、所詮その中だけのもの。
40歳になってやっと気づきました。
肩書が「会社員」でしかないとわかる
ぶれずに得意なことを伸ばすという人は、やはり「がむしゃら」です。
僕も田舎から世界を変えてやる! くらいの気持ちで、意気揚々と上京してきましたが、あっさり都会の荒波に揉まれてしまいました(笑)
で、あれやこれやで40歳ですよ!
その40年、いろいろと試行錯誤して、自分なりに頑張ってきました。
でも「何、やってる人なんですか?」て聞かれたとき、「会社員です」で終わっちゃうんですよね。
「いや、ちょっと待て!」
「会社員のひと言で終わる40年じゃないんだ。僕の人生を語らせてくれ!」
はい。これ、若い子に嫌われるパターンです(笑)
「また、オヤジの過去の武勇伝が始まったよ~」みたいな感じです。
40年分の話ですから、長いです(笑)
ふと立ち止まって振り返りかえる歳なんですかね。
それが40歳です。
もうちょっと40歳についていろいろ調べてみましょう。
SNSの利用
SNSの年代別利用率(カッコ内は実名利用率)
(出典)総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)
40代はFacebookの利用者が一番多いんですね。
確かに僕のまわりもTwitter派よりFacebook派が多いかな。
40歳(同じ年)の有名人
安室奈美恵さん
峯田和伸さん
市川海老蔵さん
菅野美穂さん
劇団ひとりさん
滝川クリステルさん
香取さんはSMAPを解散後は活動の幅を広げて活躍中。
安室さんは今年限りで引退を表明。
峯田さんは銀杏ボーイズから俳優に転身。
市川さんは妻に先立たれるという悲しみを乗り越えた。
有名人を見ても、ライフチャンジングしている40歳は多い気がします。
40歳からブログのすすめ
40歳について、なんとなく知ってもらえましたか?
いろいろな本を読んでいてわかったことがあります。
実業家や経営者は「40代がビジネス人生の最大の転機だった」という人がかなり多いこと。
しかし、その一方で後悔している人が多いのも40代。
「仕事もプライベートももっと充実させられたはずなのに、時間がなくてできなかった」という理由です。
僕は40代を人生最大の転機にしたい。
そのためにブログを始めるという小さな一歩を踏み出しました。
ブログを通して実現したいことがいろいろとありますが、今はまだ口を閉じておきます。
終身雇用制度が崩壊した今の時代、過去のライフモデルは役に立ちません。
人生100年時代に向けたライフシフトを身をもって実践していくつもりです。
「あいつ、どうなった?」という感じで、たまにこのブログに訪れてもらえると嬉しいです(笑)

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→ ロスジェネ世代のマインドハック術。失われた20年は取り戻せるのか?