10年勤めた会社をやめて書いたブログ記事は、たくさんの人に読んでいただけました。
このたび退職勧奨により会社を退職しました。経験談をブログに書きます。
🔽https://t.co/7a1X2CQQ0N退職勧奨に至った経緯、会社との関係性の変化など、そんなこともあるんだな~という感じで、参考にしてもらえると嬉しいです。
今は、やってやるという気持ちと、悔しさが入り混じった変な気分……— ヤマネ@分析おたすけマン🧐📊 (@Hackagogo) July 19, 2019
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会社を退職して1週間が経ちました。
あらためて思いますが、納得できない働き方はいつか破綻しますね。
自分の思いと現実とのギャップはありますが、僕と同じように将来のことを考えた退職ができなかった人もいると思います。
しかし、思いつめても仕方ないので、気楽に行きましょうということをお伝えします。

この記事では、退職後に考えたいことをまとめていきます。
退職後は自分で仕事を始めてみよう
会社都合によって、やむなく退職せざるを得なくなった人にとって、「しばらくはのんびり……」という気持ちにはなれないかもしれません。
不安も一緒に付きまとってくるものなので、その気持ちは拭えません。
しかし、自分のこれまでのキャリア、ノウハウ、人脈をどのように新しい仕事に結び付けていくか?という点は、考えていかなければなりません。
- フリーランス
- 起業
- 転職
といった複数の選択肢に可能性広げましょう。
会社を辞めて、選択肢が広がったのだと考えると気が楽になるかなと思います。
これからは間違いなく個人の時代になっていきます。
例え転職を考えていたとしても、このタイミングを利用して、個人で何かを始めることにデメリットはないでしょう。
個人事業を始めるのは、書類を役所に提出すればOKで、費用もほとんどかからないのでハードルは高くありません。
個人事業という働き方
自分で仕事をする=会社を設立ということではありません。
身の丈に合った、とりあえず実現可能な方法を模索するのがいいかなと思います。
インターネットがあれば、元手も少なく事業を立ち上げることが可能。
最近では、CtoC向けのサービスも充実しているので、とりあえずできることはたくさんあるはずです。
あわせて読みたい
→ 加速するCtoCビジネス!さまざまなサービス、アイデアを紹介
個人事業としてチャレンジしてみた結果、ビジネスになりそうであれば、起業という選択肢も可能でしょう。
最近では、個人M&AというWebサイトもあり、安い費用で事業継承できるようなサービスもあります。
インターネットをフルに活用して、今後のことを考えていくといいですね。

参考サイト
→ 事業承継・M&Aプラットフォーム TRANBI【トランビ】
ブログで稼ぐ
ブログを始めて、アフィリエイトなどで稼ぐという方法もあります。
元手のお金は年間1万円くらいで、誰でも始められるという点がメリットです。
しかし、大きな金額を稼ぐためには時間が掛かりますし、それなりの労力は必要です。
スキルがあれば誰でも稼げるという点では、再現性が高く、魅力的なのがブログ。
時間があれば、チャレンジしてみることをおすすめします。
あわせて読みたい
→ アフィリエイトの仕組みと稼ぐ方法。ブログ初心者が登録すべきASPは?
退職後に実行したいこと
退職してから、多少の時間があるのであれば、下記のようなことを実行してみましょう。
- 生活費を総ざらいしてみる
- 身体の悪いところを直しておく
- 退職後に保険や年金の種類を変更する
- 年金定期便をチェックしておく
- ハローワークに行く
- 教育訓練給付制度を利用する

生活費を総ざらいしてみる
サラリーマン時代、家計のやりくはすべて奥さんに任せっきりという人も少なくないでしょう。
この機会に、毎月わが家はどのくらいの生活費がかかっているか総ざらいしてみることをおすすめします。
- どれだけの収入と支出があるのか
- どれだけの蓄えがあるのか
- 負債と資産はどれだけあるのか
など把握しておくことをおすすめします。
もし、生活に不安があるとして、その原因もわかるはずです。
保険の見直し、格安SIMへの乗り換え、電力会社の変更など、良い機会なので検討してみるといいですね。
あわせて読みたい
→ 家計簿をつけない男は成功できない。ビジネスパーソンこそ家計簿をつけるべき理由
身体の悪いところを直しておく
会社を辞めた直後というのは、何をやろうかということばかりが頭に浮かびます。
少しくらい悪いところがあっても、病院に通って治そうという気持ちになれないものです。
しかし、何をするにしても最後にものを言うのは身体です。
時間に余裕のある間に、虫歯くらいは直しておきたいですね。
退職後に保険や年金の種類を変更する
会社を辞めてまずやらなければならないことは、次の2つです。
- 「健康保険」の種類を変更する
- 「年金」の種類を変更する
会社員時代は、会社で任せきりであっただけに、仕組みや手続きがわからないかもしれません。
すぐに転職する場合は、とくに手続き不要です。
しかし、まだ転職先が決まっていない、個人事業を開始するという場合には、手続きをしておいたほうが無難です。
注意したいのは、手続きを自分でしなければならないということです。
サラリーマンと違って、会社側が代行してくれるわけではないことを、あらためて確認しておきましょう。
医療保険の手続きは、原則として会社を辞めてから14日以内にしなければいけません。
基本的には、自分の住んでいる市区町村の役場に行って手続きをしますが、会社員のときに入っていた保険を「任意継続」するという方法もあります。
選択肢としては、
- 保険を切り替える
- 任意継続する
- 扶養に入る
の3パターンです。
役場や事業所に連絡をすれば、概算を教えてくれるので、面倒くさがらずに問い合わせをしてみることをおすすめします。
年齢や扶養人数により、金額は変わってきます。
場合によって年間で10万円以上の差が出ることがあるので、気をつけましょう。
年金定期便をチェックしておく
毎年、自分の誕生日になると、日本年金機構から「年金定期便」が送られてきます。
会社を辞めたときというのは、内容をチェックするのにちょうどいい機会です。
「ねんきんネット」を使えば、パソコンやスマホから自分の年金記録を確認できます。
参考サイト
ハローワークに行く
会社を辞めれば、その月から収入が途絶えてしまいます。
しかし、住宅費や光熱費など、生活していくうえでお金の支出は待ってくれません。
こういった場合は、とにかくハローワークに行きましょう。
ハローワークに行くと、
- 就職活動ができる
- 失業給付がもらえる
という手続きが可能です。
さらに、適職に就くための能力を養うために失業給付を受けながら通える技術専門校の斡旋もしてくれます。
雇用保険制度は、一時的に失業状態になった場合、生活を安定させるためのサポートしてくれるという制度です。
年齢や雇用保険の被保険者であった期間により、条件が変わってきます。
まずはハローワークに行って相談してみるといいですね。
教育訓練給付制度を利用する
せっかく時間ができたので、将来のためにもスキルアップや資格取得を目指したいという方もいると思います。
そこで利用したいのが、雇用保険の中に設けられている「教育訓練給付制度」です。
簡単に説明すると、厚生労働大臣が指定する教育訓練(認定講座)を受講して修了すれば、入学金や受講料など、一定額が支給されるという制度です。
中長期的なキャリア形成を目指すのであれば、ぜひ利用したい制度です。
参考サイト
→ 教育訓練給付制度の詳細はこちら(厚生労働省のWebサイトへ)
まとめ:人生のハーフタイムを活用しよう
この記事では、退職後に不安を感じたらやることをお伝えしました。
ポイントは、
- 個人事業にチャレンジしよう
- 生活費や年金を見返してみよう
- 利用できる制度を活用しよう
です。
人生100年時代と言われる今の時代、人生のハーフタイムを作るべきだと考えます。
スポーツの試合のハーフタイムでは、水分補給や体力回復、そして前半の戦況を分析して戦略を立て直す時間に使われます。
同じように人生も休みなく走り続けるのはキツイので、ハーフタイムが必要ではないでしょうか。
英気を養い、スキルを磨き、戦略を立て直すのは、今後の人生にとって大きな転機となるはずです。

ただでさえ忙しい30代~40代にとっては、プライベートの時間を削ってまでスキルアップに励める人はごく一部。
企業にとってもメリットがあるのではないでしょうか。
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