転職に年齢制限があるのは本当?35歳限界説の事実

転職に年齢制限があるのは本当?35歳限界説の事実



 

こんにちは。分析おたすけマンこと、山根です(Twitterはこちらから)。

よく耳にする「転職の35歳限界説」。
これって本当なのでしょうか……。

転職を考えているけど、何歳くらいがベストなタイミングなのか?
転職には年齢の上限があるのか?
といったことが気になると思います。

 

僕の場合、26歳と30歳のときに2回転職をしています。
そして今41歳となり、再び転職活動中という状況。

10年前と比べると、転職活動はかなり簡単になったと思います。

 

そして年齢制限はあるのか? という問いに回答するなら、

転職活動で大事なのは、年齢よりスキルと実績

これは間違いありません。

 

山根ただし
とはいっても、年齢に合わせた転職活動のコツはあるので、そのあたりのことをお伝えしていきます。

 

 

35歳転職限界説は本当なのか?

転職の年齢制限イメージ画像

 

僕がメインで利用する転職エージェントである「リクルートエージェント」のキャリアコンサルタントにも確認を取ってみました。

回答は、以下のとおり。

10年前くらいまでは、35歳転職限界説は言われていたが、最近では40代前半くらいまではニーズがあります。
ただし、35歳以上を採用するとなると実務経験での判断となります。

やはり経験重視ということになるため、経験から活かせる企業を受けていくことが、転職活動をするうえでのコツになります。

 

つまり、

  • ここ数年、年齢の限界は40代前半まで伸びている
  • まったく未経験の職種は難しい
  • 完全に経験を重視されるので、実績がない場合は難しい

ということになります。

転職活動をするうえでの目安ということで参考にしてください。

 

年齢制限は法律では禁止されている

 

キャリアコンサルタントの回答に、ここ10年で35歳転職限界説はなくなったとあります。
背景には、2017年に改正雇用対策法が施行されたことが大きいんです。

 

それまでは、求人情報に年齢制限を記載するかどうかは、事業主の「努力義務」でした。

しかし、改正雇用対策法の施行後、年齢制限は禁止となりました。
原則として「年齢を不問」にしなければなりません。

改正雇用対策法には、

厚生労働省令で定めるところにより、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。

というような一文が記載されています。

 

ただし、例外もあります。
例えば、定年年齢を上限とする場合や、キャリア形成を図るために若年層を募集・採用する場合などです。

書き方として、

〇「年齢18歳~30歳まで経験不問」という書き方はOK
×「年齢18歳~30歳まで実務経験3年以上」という書き方はNG

と書かれます。
未経験者OKの求人を判断する基準として知っておくといいかもしれません。

 

詳しくは厚生労働省のWebサイトで確認できるので、気になる方は目を通してみてください。

 

就職氷河期の影響が大きい

 

年齢制限の潮目が変わった理由として、就職氷河期の影響も大きいでしょう。

就職氷河期に当たってしまったのは、1990年代半ばから2000年代前半に社会に出た現在40歳前後の世代。
ロストジェネレーション(略してロスジェネ)世代とも言われます。

 

僕も最初は契約社員からキャリアをスタートさせましたが、有効求人倍率は1倍を下回り、正社員雇用されるのは非常に難しい時代でした。

正社員雇用されなかった人にとって、その時代の爪痕は深く、今まで一度も正社員で働いたことがない人はたくさんいるようです。

 

当ブログ(ライフ・チェンジング・ハックス)でも、ロスジェネについての記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください。

あわせて読みたい

ロスジェネ世代のマインドハック術。失われた20年は取り戻せるのか?

 

スキルがなければ身につければいい

 

経験を重視されるなら、経験がない人はどうすればいいの? という話です。

最近では、専門的なスキルを学べるスクールが多くあります。
とくにITエンジニアやプログラマー、AI、ディープラーニング、データサイエンスといった職種では、人材不足が叫ばれていて、スキルを身につければ大きなチャンスがあります。

 

こういった職業は才能やセンスは必要なく、勉強すれば身につくスキルです。
勉強は大変ですが、学ぶ価値は大いにあるでしょう。

 

エンジニアやAIが学べる、おすすめのスクールを挙げておきます。

 

女性の転職年齢

 

女性の場合は、転職年齢に制限を受けやすい傾向があります。

出産と育児というライフスタイルが大きく変わる時期があるのが理由だと言われています。

 

最近は、男性の育休がメディアやニュースで話題となることも多く、これからの時代は男性に対する育児の価値観がかなり変わってくるはず。
事実、女性の就業者数は増え、完全失業率は急激に減少しています。

女性の社会進出は、かなり進んでいるようですね。

就業者数・完全失業率の推移
▲就業者数・完全失業率の推移(女性)

 

これからは女性のキャリア形成ができない会社は、ブランド価値的にも衰退していくでしょう。

下記のツイートのようにカネカの例もあります。
採用する企業側も、これまでのように通り一遍の人事採用ではなく、年齢・性別といった条件はよく検討するべきですね。

 

我が家は夫婦共働きですが、家計はやっぱり楽になりますよね。
その分、いつも時間に追われるというストレスはありますが、共働きも選択肢の1つです。

 

このように転職活動には市場原理が働きます。
買い手市場と売り手市場については理解しておきましょう。

あわせて読みたい

【鉄則】転職を売り手市場のときにすべき理由。2020年までがチャンス

 

統計から分析する転職年齢

 

大手人材紹介業「doda」によると、20018年下半期(7月~12月)に転職した人の平均年齢は31.7歳だったそうです。

転職した人の平均年齢
▲転職成功者の平均年齢

 

10年前より平均年齢が上昇していることがわかると思います。

そして、下図は「転職成功者の年齢割合(20018年)」です。

転職成功者の年齢割合
▲転職成功者の年齢割合

 

もっとも転職成功者の多い年齢層は25~29歳となっていますが、35歳以上は約13%、40歳以上は約14%となっています。
35歳以上の転職成功者もかなりいることがわかりますね。

 

続いて職種ごとの転職成功者の年齢割合です。

職種ごとの転職成功者の年齢割合
▲職種ごとの転職成功者の年齢割合

 

35歳以上でもっとも多い職種は「企画/管理系」。
続いて「専門職」となっています。

「部下をもった経験がある」「予算やプロジェクトの管理を任されたことがある」という方は、実績としてアピール十分でしょう。

統計などを見ると、35歳以上の転職では、やはり経験や実績が重視される傾向にあることがわかります。

 

未経験からの転職活動をする場合は、「専門スキル」持ってからのほうがいいでしょう。

 

 

まとめ:35歳の未経験者・資格なしだと転職は厳しい

 

ここまで転職の年齢制限について、書きました。

 

まとめると、

  • 35歳転職限界説はもはや過去のこと
  • 35歳以上の転職活動では経験やスキルを問われる
  • 逆にいうと、未経験者やスキルなしだと非常に厳しい
  • スキルは誰でも身につけることができる

 

年齢制限もそうですが、自分で限界を決めてしまったら、その時点で終わりかなと思います。
ましてや、他人に年齢という基準で、限界を決められたくありませんよね。

 

僕はキャリア形成については、以下のようなことを目指すべきだと思っています。

  • 20代はキャリアを見つける
  • 30代はキャリアを伸ばす
  • 40代はキャリアを横展開(職種はそのままに伸びている業界に移動する)
  • 50歳で人を育て市場価値を生む

 

なんだか意識高い系で暑苦しいかもしれませんが、ブログやTwitterでアウトプットしたり、本やスクールに通ってインプットしたりなど、自己研鑽は積むべきでしょう。

 

山根ただし
ここ10年は世界の産業構造が大きく変化しています。
年齢に関わらず、時代にあったスキルを身につけないと、キャリアアップは難しくなるでしょう。

 


 

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