参照元(チャネル)分析ーユーザーはどこからやって来たのか把握する-Googleアナリティクス講座

参照元(チャネル)分析ーユーザーはどこからやって来たのか把握する-Googleアナリティクス講座



こんにちは。分析おたすけマンこと、山根です(Twitterはこちらから)。

あなたのWebサイトに訪問してくれたユーザー。
さまざまな経路で訪れてくれていているはずです。

  • 他のサイトに紹介されていたリンクから。
  • 検索エンジンでキーワードを検索して。
  • Twitterに掲載されていたリンクから。

 

広告を出している企業の場合は、

  • バナー広告を目にして。
  • 検索結果画面の広告文をクリックして。

など。
広告はリスティング広告やSNS広告、アフィリエイト広告など様々あります。

Webサイトに良い記事があったとしても、そもそもユーザーが集まらなければ改善していくことは不可能。

 

この記事では集客するユーザーを増やすために、Googleアナリティクスで流入元を把握する方法をお伝えします。
流入経路を把握することで有効な集客手段を分析すれば、あなたのWebサイトが成長することは間違いなしです!

 

山根ただし
それではGoogleアナリティクスのレポートを実際に見ながら、分析していきましょう!

 

 

Googleアナリティクスの参照元とは? まずは何を分析できるのか把握してみよう

 

Googleアナリティクスにログイン > 左メニュー「集客」 > 概要をクリック。
そうすると下図のようなレポートが表示されます。

Googleアナリティクスの参照元レポート
▲Googleアナリティクスの参照元レポート

 

①の赤枠で囲んだ部分は、流入経路となる参照元(チャネル)を確認できます。

②の青枠で囲んだ部分は、参照元(チャネル)ごとのユーザー行動を把握できます。

もう少し詳しく説明しますね。

 

 

流入経路となる参照元(チャネル)の確認

 

このチャネルですが、Googleアナリティクスでは初期設定として10種類が設定されています。
つまり何もしなくともGoogleアナリティクスが、自動的に参照元を振り分けてくれています。

デフォルトチャネルは下記のとおり。

 

チャネル名 概要
Organic Search 検索エンジンからの流入
Paid Search 有料検索のこと。リスティング広告からの流入
Referral 参照元サイトのこと。他サイトからの流入
Display ディスプレイ広告(バナー広告)からの流入
Direct ノーリファラー。ブックマーク経由などの直接流入
Social ソーシャルメディア(SNS)からの流入
Email メール経由(メルマガ)からの流入
Affiliates アフィリエイトからの流入
Other Advertising その他の広告からの流入
Other その他の流入(QRコードなど)

 

アドセンスプログラムといったようなGoogle広告のプラットフォームからユーザーが流入した場合、「Display」に振り分けられるという感じです。

 

参照元(チャネル)ごとのユーザー行動を把握

 

概要レポートで大事なことは、チャネルごとのユーザー行動を把握するということです。

下図の赤枠で囲んだ部分では、チャネルごとに横並びでユーザーの詳細を確認しやすい仕様となっています。

参照元ごとにユーザー行動を把握
▲参照元ごとにユーザー行動を把握

 

青枠で囲んだ部分はクリックできるので、チャネルごとの特徴を把握しましょう。

  • 新規ユーザーを多く獲得できている参照元は?
  • 直帰率が高い参照元は?
  • 平均セッション時間が長い参照元は?
  • (Googleアナリティクスに目標を設定している場合)コンバージョン率、目標の完了数は?

ということを確認します。

そして突出した数字に注目したり、前月(もしくは先週)と比較して増えているのか、減っているのかを確認するといいですね。

 

山根ただし
次に、こんな感じで分析するという具体例を挙げてみます。

 

1.直帰率、平均セッション時間など他の参照元とは違う特徴はあるか?

 

SNSの投稿から訪問してくる人は「投稿内容に興味をもっている」「そのアカウントのファンである」ということが考えられるので、平均セッション時間が増える場合が多いです。

逆にそこまで平均セッション時間が多くないのであれば、ファン度は薄いのかも。

 

2.他の参照元と比べて特徴がある参照元はないか?

 

オーガニック検索(検索エンジンからの流入)の場合、「検索キーワードに基づく情報が欲しい」と思っています。
新規ユーザーを獲得しやすいのが検索エンジンということになるので、他の参照元の新規ユーザーと比較しながら確認するといいと思います。

 

3.先月と比べて大きく増えている参照元はないか?

 

広告担当者に「Googleアナリティクスで一番見ているレポートは?」と聞くと、ほとんどの人はこの「集客レポート」と答えるはず。

先月(もしくは先週)と比較して、流入ユーザー数が増えているか確認することで、広告パフォーマンスのトレンドを把握しやすいメリットがあります。

 

参照元(チャネル)ごとのコンバージョン率と完了数が超重要

 

このブログでもよくお伝えしているのですが、Webサイト(ブログ)は成果を出すためにあります。

 

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なので、集客の概要レポートでもっとも注目したいのは

  • コンバージョン率
  • 目標の完了数

となります。

 

Googleアナリティクスで目標設定をしていない方は、すぐに設定しましょう。
例え、個人ブログだとしても目標は必ず設定したほうがいいです。
(目標設定については近日中に記事にしたいと思います)

どの参照元から成果が出ているのかを把握することがとても重要。

  • 現在の数字が悪くても改善できる余地はあるのか?
  • 今の数値をもっと伸ばすことはできるのか?

というように数字を確認していきます。

 

山根ただし
施策の優先順位を付けて、PDCAを回す基準となるはず!

 

 

集客レポートの情報を細かくしてさらに深掘りしてみよう

 

デフォルトチャネルを細かく深掘りすることで、さらに詳細な分析が可能となります。

概要レポートの上部に下図のようなカラムがあります。

デフォルトチャネルを細かく深掘り
▲デフォルトチャネルを細かく深掘り

 

例えば、検索エンジンといっても「Google」「Yahoo」「bing」といったように、いくつか種類があります。
「Organic Search」というデフォルトチャネルをさらに細かく見られるというのが、このカラムの役割。

チャネル→メディア→参照元→参照元/メディア

という順で細かく見ることができます。

 

「参照元/メディア」というは、メディアと参照元を合わせたディメンション(切り口のこと)。
実際に分析するときは、「参照元/メディア」がとても使い勝手が良いディメンションなので、基本的に「参照元/メディア」でレポートを確認することをおすすめします。

その「参照元/メディア」で表示させた概要レポートは下図のような感じ。
赤枠で囲んだ部分の表示が変わっていることがわかると思います。

「参照元/メディア」で表示させた概要レポート
▲「参照元/メディア」で表示させた概要レポート

 

ただし概要レポートは上位10つまでの参照元しか表示されません。

レポートの下のほうにあるテキストリンク(下図参照)をクリックすると、すべての「参照元/メディア」が確認できるレポートに遷移します。

すべての「参照元/メディア」が確認できるレポートに遷移
▲すべての「参照元/メディア」が確認できるレポートに遷移

 

ちなみに左メニュー「集客 > すべてのトラフィック > チャネルからも同様のレポート表示が可能です。

 

ここまで参照元(チャネル)分析の基本的な方法でした。

 

山根ただし
ぜひ流入元ごとに数字を把握し、Webサイトの改善をしてみましょう!

 

この記事の後半は参照元(チャネル)分析をするにあたり知っておきたいことをいくつか紹介します。

 

 

パラメーターを活用した参照元(チャネル)分析

 

参照元をより細かく正確に分析するためにはパラメーターを利用します。

例えば、

  • 広告バナーAと広告バナーBで別々に参照元を分析したい
  • Webメディアに外部リンクを設置してもらうなど、他のサイトに設置した流入数を正確に知りたい
  • メルマガ配信日ごとの流入数を知りたい

といったときに活用します。

 

パラメーターの付け方は以下のようにします。

https://weblife-changinghacks.com/analysis-index/?utm_source=twitter&utm_medium=profile&utm_campaign=link1

※赤字がパラメーター部分

リンクするURLの直後に「?」から始まり、各項目を&でつなぎます。

パラメーターの各項目の役割を紹介します。
基本的には小文字で書いてください。

パラメーター 名称 内容
utm_sourse 参照元 Webサイトや媒体名 google、Yahoo、Twitterなど
utm_medium メディア 検索連動型広告、メルマガなど掲載メディアの種類 cpc、email、displayなど
utm_campaign キャンペーン名 役割の名称(任意でOK) 201901mail、2018bannerなど
utm_term キーワード 狙っている検索キーワード(任意でOK) 「分析」というキーワードを狙うならanalysisなど設定
utm_content バリエーション クリエイティブごとの名称(任意でOK) banner1、banner2など

 

GoogleではCampaign URL Builderというサイトが用意されていて、このサイトを使えば簡単にパラメーターを作ることができます。

Campaign URL Builder
▲Campaign URL Builder

 

またパラーメターを付けるとURLが長すぎて、メールなどで変な位置で改行されリンクが無効になってしまう場合があります。
そういった場合は、bitlyといった短縮URLサービスを使うといいです。

短縮URLサービス
▲短縮URLサービス

 

ノーリファラーの流入元には注意が必要

 

Googleアナリティクスの仕様上、注意が必要なのが「ノーリファラー」です。

 

ノーリファラーとは?
お気に入りやブックマーク、URLを直接入力してきた訪問をカウントします。
しかし、実はこのノーリファラー、特殊な計測チャネルなんです。
例えば、1回目の訪問が「自然検索」で、2回目が「ブックマーク(ノーリファラー)だった場合、1つ手前の流入をカウントします。
要は「自然検索」となる、ということですね。

 

ノーリファラーの扱いについては、Googleの公式サポートにも説明があるのであわせて読んでみてください。

ノーリファラーの扱い
「ノーリファラー」(ブックマークを使用したり、サイトの URL をブラウザに入力するなど)によりコンバージョンを達成した場合、マルチチャネル レポートではそれが「直接」のチャネルによるコンバージョンとして記録されます。この点は、その前に直接以外のキャンペーンやソースがあれば、前の参照元のコンバージョンとして記録される Google アナリティクスの他のレポートとは異なります。

たとえば、他の Google アナリティクス レポートでは、ユーザーが参照元からサイトにアクセスし、その後で再び「直接」アクセスしてコンバージョンに至った場合、「直接」のソースは無視され、代わりに参照元がコンバージョンのきっかけとして評価されます。

これに対してマルチチャネルでは、「直接」のソースが無視されることはありません。「直接」のチャネルはコンバージョン前の終点として評価され、参照元はアシストとしてカウントされます。

https://support.google.com/analytics/answer/1319312?hl=ja#Direct より引用

 

この説明だとよくわからないので、簡単に調べられる方法を紹介します。

 

ふたたびGoogleアナリティクスを開いて、左メニュー「集客 > すべてのトラフィック > 参照元/メディアのメニューをクリック。

下図を参照に「セカンダリディメンション」の検索窓から「直接セッション」を探して、選択します。

「セカンダリディメンション」の検索窓から「直接セッション」を探す
▲「セカンダリディメンション」の検索窓から「直接セッション」を探す

 

そうすると、参照元が直接セッションか否かというレポートが表示されます。

下図のような感じです。

参照元が直接セッションか否かというレポート
▲参照元が直接セッションか否かというレポート

 

「Yes」「No」で表示されている直接セッションですが、

  • Yesの場合→ノーリファラーである
  • Noの場合→ノーリファラーではない

というように見ます。

 

 

ノーリファラーである場合の理解の仕方
▲ノーリファラーである場合の理解の仕方

 

つまり上図のような場合、

Google検索エンジンから流入してきたとレポートに表示されているが、
そのユーザーのうち約8%の58は、実はブックマークなどから直接流入してきたユーザー

ということになります。

 

山根ただし
めちゃくちゃややこしいですが、知っておいて損はないです。

 

リファラースパムに注意!

 

Googleアナリティクスでは、参照元の解析結果からURLをクリックし、そのようなサイトか確認できるようになっています。
しかし、こうした仕様を悪用され、集客目的で無関係なWebサイトからリファラーが送られることがあります。

このような参照元は「リファラースパム」と呼ばれ注意が必要

むやみにクリックしないようにしましょう。

 

リファラースパムの見つけ方として、

  • 明らかにターゲットとしていない国(ロシアとか多いです……)
  • 突然、参照元として現れたWebサイト

この2点のどちらかに該当するようであれば、リファラースパムを疑いましょう。

 

リファラースパムは、ページビュー数や直帰率、新規ユーザー数に影響してしまい、アクセス解析において邪魔でしかありません。

 

山根ただし
フィルタ機能で除外設定をすることをおすすめします。

 

 

まとめ:参照元(チャネル)分析をして、Webサイトへの集客を増やそう

 

ここまでで参照元(チャネル)分析の方法をお伝えしました。

リファラーが少しややこしいですが、基本的には「参照元/メディア」のレポートを見れば十分な分析が可能です。

流入元ごとのパフォーマンスを把握して、あなたのWebサイトへの集客を増やしていきましょう。

 

この記事でお伝えした重要なポイントは3つ!

  • まずは概要レポートで流入経路となる参照元(チャネル)と、参照元ごとのユーザー行動を把握
  • そこから「参照元/メディア」のレポートでさらに深掘りして分析
  • パラメーターを活用したり、リファラーを理解することで分析の純度を高める

 

 

山根ただし
Googleアナリティクスを活用した分析方法はまとめ記事として一覧にしています!

 

 

まとめ記事はこちらから

 




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