【初心者でもわかる】アクセス解析の用語まとめ。本当に大事な指標と視点

【初心者でもわかる】アクセス解析の用語まとめ。本当に大事な指標と視点



こんにちは。分析おたすけマンこと、山根です(Twitterはこちらから)。

Webサイト(もしくはブログ)を立ち上げた後、気になるのはユーザー(読者)がどのくらい増えたか? ではないでしょうか。

 

そのときに見るのはGoogleアナリティクスといったアクセス解析ツールでしょう。

そしてアクセスしてみると下のような画面が表示されます。

アナリティクスの画面
▲アナリティクスの画面

 

「なんだか意味のわからない用語がたくさん……」
「この数字を見て、何をすればいいの?」

と思われる方は少なくないはず。

 

そこで大事なことは、

  • 用語の意味だけではなく、どのような目的をもった数字なのか理解する
  • その数字から導き出せる問題点を理解する

といったことでしょう。

 

山根ただし
この記事では基本的な用語の解説に加え、改善指標として数字をどのように扱えばいいのかもお伝えします。

 

Googleアナリティクスの詳しい説明と初期設定の方法はこちらの記事をご覧ください。

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もっとも基本的な指標「ユーザー」「セッション」「ページビュー数」

 

自分のWebサイトがどれくらいのユーザーに見られているかの指標となるのが、

  • ページビュー数
  • セッション
  • ユーザー

 

Googleアナリティクスの基本的な指標
▲Googleアナリティクスの基本的な指標

 

山根ただし
区別はついてますか? ややこしいですよね……。

 

ある日、Aさんが8時/12時/21時の計3回ほどブログに訪問した場合――

  • ユーザー数は「1」
  • セッション数は「3」
  • Aさんが1セッションあたり、3ページ見たら「9ページビュー」

となります。

 

ユーザー、セッション、ページビュー数の違い

 

それぞれの指標を詳しく説明していきますね。

可能ならば、ご自身のGoogleアナリティクスにログインして、左メニュー「ユーザー」>「概要」をクリックして表示されるレポートを見ながら読んでみてください。

そうすれば理解しやすいはず。

 

ユーザーとは?

指標:ユーザー

「ユーザー」の数は、一定期間にWebサイトを訪れた人数を表します。
「ユニークユーザー数」「訪問者数」とも呼ばれます。

例えば、Aさんが1カ月のうち2回ほど、あなたのWebサイトに訪れたとします。
その場合、「セッション数は2」ですが、「ユーザー数は1」となります。

そして注意してほしいのは、「ユーザー」という言葉のイメージからWebサイトにアクセスした人数と勘違いしてしまうこと。

 

ユーザーは、

  • 端末ごと
  • ブラウザごと

に測定されます。

 

つまり、同じAさんでも「スマホでアクセスしたAさん」と「パソコンでアクセスしたAさん」では、違う人物として計測されるということです。

Googleアナリティクスでは、この「ユーザー」という指標を使って

  • 時間別、曜日別のアクセス
  • 性別、年代
  • 集客元

などを把握します。

 

ユーザー数は、

どれだけの数がWebサイトを見てくれているのか

という捉え方をしましょう。

 

Googleアナリティクスのユーザー機能を完全解説してます。

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セッションとは?

指標:セッション

「セッション」とは、Webサイトに訪問したユーザーがアクセスを開始してから離脱するまでの数のこと。
「訪問数」「訪問回数」ともいいます。
ユーザー数の別呼称である「訪問“者”数」とは異なる指標なのでご注意を。

 

セッション数で注意したい点として、

  • ページ閲覧の際、30分以上行動がなく、30分後に再び閲覧し始めたとき別セッションとなる
  • 日にちをまたぐと別セッションとなる

ということ。

 

例えばスマホユーザーはブラウザのタブを閉じないで、そのままタブを残しておき、別のサイトを開くといった行動をします。
タブがたくさん開かれた状態のまま残っていることってありませんか?
このとき、再びアクセスをしたり、閉じるためにタブを開いたりした場合にセッションとカウントされます。

 

このように少し複雑な仕様となっている「セッション」。

「直帰率」「ページ別訪問数」「平均ページ滞在時間」「コンバージョン率」など、他の指標の分母となっている数値です(これらの指標の説明は後述します)。
セッションを計測する仕組みは知っておいたほうがいいでしょう。

 

ページビュー数とは?

指標:ページビュー数

「ページビュー数」とはシンプルに、表示されたページの数のこと。
「PV」と言われることもあります。

「ページをビュー(=眺める、見る)」という言葉のとおり、ユーザーがページを見るごとに加算されていきます。

ページビュー数はもっともシンプルな指標で、解析ツールの測定方法・計算方法といった影響を受けにくので、数字のズレが少ないのが特徴。

また「どれくらい見られているか」の指標として用いられることも多いんです。
例えば、Webメディアでは「月間ページビュー数」を広告主に提示して、集客力を表す指標としても使われます。

 

ページビュー数は、

ユーザーのコンテンツ関心度を把握する

という捉え方で見るといいですね。

 

ユーザーの行動がわかる指標「直帰率」「離脱率」「平均ページ滞在時間」「ページ/セッション」

 

Webサイトに訪問したユーザーの行動がわかるのは、

  • 直帰率
  • 離脱率
  • 平均ページ滞在時間
  • ページ/セッション

という指標です。

この4つは知っておきいたいですね。

 

「ユーザー」>「概要」のレポートではサイト全体の指標を見ることができますが、改善に活かすならページごとの指標を確認するのがおすすめです。

 

左メニュー「行動」>「概要」にアクセスして表示されるレポートを見ながら、解説を読んでみてください。

行動>概要のレポート

 

直帰率とは?

指標:直帰率
直帰率とは、最初にアクセスした1ページ(ランディングページともいう)だけ見て、Webサイトから離れてしまったセッションの割合です。

 

Webサイトから離れてしまうというのは、

  • ブラウザを閉じる
  • 他のサイトへ移動する

という行動のことです。

 

サイト全体の直帰率は、

サイト全体で直帰したセッション数÷サイト全体のセッション数

 

ページごとの直帰率は、

そのページで直帰したセッション数÷そのページのセッション数

という違いがあります。

直帰率が高い場合、ユーザーを次のページに遷移させられず、逃していると言えます。

よってページビュー数は、

ユーザーが求めているコンテンツの内容となっているか

という捉え方で見るのがおすすめ。

 

離脱率とは?

指標:離脱率

離脱率と直帰率は似たような感じで迷いそうですが、明確に違う指標となるのでしっかり理解しておきたいところ。

「ブラウザを閉じる」「他のサイトへ移動する」という行動は直帰率と一緒ですが、離脱率は複数ページを見たユーザーも含みます。

要するに、離脱数は最後に見たページにカウントされるということ。

 

離脱率はページ単位の指標で、

離脱したページビュー数÷ページビュー数

ということになります。

 

ユーザーは必ずサイトを離脱するものなので、離脱率が高いから悪いとは一概に言えません。

しかし、サイトの閲覧開始ページ(ランディングページ)の離脱率を下げると、ページビュー数が増えたります。

 

つまり離脱率は、

サイト内の回遊が上手くいっているかを改善する指標

ということですね。

 

平均ページ滞在時間とは?

指標:平均ページ滞在時間
「平均ページ滞在時間」とは、そのページをユーザーがどのくらいの時間見ていたかという指標です。

滞在時間を指標とする数値には「平均セッション時間」もあり、こちらはWebサイトにどれくらいの時間ユーザーがいたかを表す指標です。

ブログなど記事を読ませるようなコンテンツでは、直帰率・離脱率と共に「そのページの内容は読まれていたのか?」ということを「平均ページ滞在時間」でも判断します。

 

文字量が多いコンテンツは滞在時間が長くなる傾向があります。

つまり平均ページ滞在時間は、

記事や内容がしっかり読まれているかを判断する指標

と言えます。

 

ページ/セッションとは?

 

「ページ/セッション」とは、1回のセッションあたりのページビュー数を指す指標です。

「平均ページビュー数」「訪問別ページ数」とも言われ、「ユーザー」>「概要」のレポートから確認できます。

1回目のセッションでは、4ページほど見てもらえました。
2回目は2ページでした。

計算すると
(4ページ【1回目】+2ページ【2回目】)÷2(セッション数)
となり、ページ/セッションは「3」となります。

 

文章だけではわかりにくいので、図にしてみます。

ページ/セッションの仕組み

 

サイトを気に入ってくれたユーザーが複数ページを見てくれるとも言えるので、ページ/セッションは、

サイト(ブログ)の興味関心を判断する指標

となります。

 

ユーザーを深掘りする指標「新規ユーザー」「ページ別訪問数」「閲覧開始数」

 

これまでの指標が理解できたら、よりユーザーのことを深掘りしていきたいところ。

 

確認したいのは、

  • 新規ユーザー
  • ページ別訪問数
  • 閲覧開始数

という指標です。

 

新規ユーザーとは

指標:新規ユーザー

「新規ユーザー」とは文字通り、全ユーザーに占める新規(New Visitor)の割合です。

Googleアナリティクスには「リピーター(Returning Visitor)という指標もあり、新規ユーザーと合わせると割合は100%となります。

 

Googleアナリティクスの左メニュー「ユーザー」>「行動」>「新規顧客とリピーター」に表示されるレポートを見るといいですね。

 

新規ユーザーの判定は、

  • Cookieが残っていない
  • 前回のサイト訪問から2年以上たっている

という条件で判別されます。

 

山根ただし
Cookieはオンライン識別子とも呼ばれ、GoogleアナリティクスはCookieを利用してアクセス解析をしています。

 

サイトに訪問するユーザーを増やすためには、新規を獲得しなければなりません。

 

よって新規ユーザーは、

サイトの成長のために必要な指標

と捉えましょう。

 

ページ別訪問数

指標:ページ別訪問数
ページ別訪問数とは、該当するページのユーザー数です。

例えば、あるユーザーが「ページA」→「ページB」→「ページA」と移動したとき、「ページA」のページ別訪問数はどうなるでしょうか。

 

答えは

  • ページビュー数は「2」
  • ページ別訪問数は「1」

となります。

 

ページビュー数の落とし穴として、同一人物が何度も同じページにアクセスした場合、解析しにくい異常値となります。
何度も読んでくれて嬉しい限りなのですが、解析においては「ページ別訪問数」も見たほうがいいと覚えておきましょう。

つまり、ページ別訪問数は

特定ページのユーザー数を把握できる指標

と理解するのがいいですね。

 

閲覧開始数

指標:閲覧開始数
ページ別訪問数とあわせて確認したいのが「閲覧開始数」です。

 

Webサイトを訪れる人は、必ずどこかのページから入り、どこかのページから出ていきます。
検索エンジンが発達した今、トップページ以外からもユーザーはガンガン入ってきます。
つまり、トップページ以外のどのページでも入口になる可能性があるということ。

 

「閲覧開始数」は特定のページから見始めたセッションです。

前に解説した「ページ別訪問数」との比率を見ることで、

  • 外部から流入するユーザーが多いページなのか
  • 内部リンクで遷移してくるユーザーが多いページなのか

ということがわかります。

 

ということで閲覧開始数は、

ページの役割を理解するための指標

と言えるでしょう。

 

目標の達成がわかる指標「目標の完了数」「コンバージョン率」

 

最後に解説する用語は「目標完了数」と「コンバージョン率」です。
この2つの指標は、Webサイト運営で最も重要な指標といえます。

 

Webサイトは何らかの成果を出すために存在しています。

  • ECサイトならば、Webサイトで商品を売ること
  • BtoBサービスの企業であるならば、問い合わせを増やすこと
  • オウンドメディアを運営して認知度を上げること

といったように、Webサイトによって目標はさまざまだと思います。

 

Googleアナリティクスでは、目標は運営者自身が設定しなければなりません。

目標を設定することで、

  • どのコンテンツが目標完了に貢献したのか
  • 逆に、目標完了を妨げているコンテンツはないか

ということがわかります。

 

山根ただし
ぜひ目標設定はしておきましょう。

 

それでは「目標完了数」と「コンバージョン率」について、詳しく説明していきますね。

 

目標完了数とは?

指標:目標完了数

「目標完了数」とは、サイト(ブログ)におけるゴールのことです。

「コンバージョン」「転換数」と言われることもあります。

 

例えば、

  • 商品購入後に表示される完了ページ
  • 掲載しているバナーのクリック
  • メルマガ登録や商品購入ページへの誘導

などユーザーの行動を定義しておきます。

そして、条件を満たせばGoogleアナリティクスに目標完了としてカウントされるという仕組みです。

 

目標設定している場合は、左メニュー「コンバージョン」>「目標」>「概要」からレポートを確認できます。

 

コンバージョン率とは?

指標:コンバージョン率

コンバージョン率とは、「目標完了数÷セッション数」で出される割合のことです。

 

コンバージョン率を改善するためのコツは、一気にいろいろ試さずに1箇所ずつ手を加えるのがコツ。
なぜなら1度に何箇所も修正してしまうと、どの改善施策が効いたのかわからなくなってしまうからです。

あとは閲覧開始数から目標完了数まで、いくつかの数字を書き出して、数値の流れを見てみるのもいいですね。
流れの途中に急激に減っている数字があれば、「目標完了」を妨げているコンテンツの可能性があります。

そして、その数値を改善することでコンバージョン率はアップするはず。
Web解析というのは、そういう細かいことを繰り返しやっていくことなんですね。

 

 

まとめ:アクセス解析の用語と役割を理解できたら、レポートを眺めてみよう

 

ここまでアクセス解析の用語、指標、改善のための視点をお伝えしました。

 

山根ただし
今回の記事でお伝えした用語、なんとなくでも理解してもらえたなら嬉しいです!

 

この記事を読んだら、ぜひGoogleアナリティクスのレポートを定期的に眺めてみてください。
最初は「分析しよう」なんて思わなくても構いません。

 

ときどきレポートを開いて眺める、ということを続けていくうちに、変化に気付けるようになっていくはずです。

 

結論としては、

用語の意味を正しく理解して、Googleアナリティクスをときどき眺めてみる

これが大事かなと思います。

 

最初は誰だって初心者です。
「難しい」「自分にはできない」と思わずに、気軽にチャレンジしてみましょう!

 


 

Googleアナリティクスの使い方や分析方法は、こちらの記事でも紹介しています。
ぜひ読んでみてくださいね。

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