【大学中退から正社員にはなれない?】経験者が語る。学歴に頼らない就職



 

こんにちは。分析おたすけマンこと、山根です(Twitterはこちらから)。

 

この記事は、

  • 大学を中退した
  • 学歴に自信がない

という方に向けて書いています。

 

僕は現在41歳。
マーケター、広報の経験を積み、正社員で勤続16年。
年収は約550万ほどです。
世の中の平均年収より、少し高い収入を得ている感じでしょうか。

自分の経歴を少しお伝えすると、新卒で就職したわけではありません。

 

三流私立大学を3年で中退し、その後の4年間はバンド活動。
フリーターに近い状態から就職活動を始め、25歳でやっとキャリアスタートという感じなので、控えめに言っても学歴や経歴はポンコツの類ですね。

 

「大学を中退したら人生は詰むの?」
「大学中退者でも正社員に就職できる?」
「大学中退者の就職活動はどうすればいい?」
といった疑問をもつ方に向け、この記事の内容が参考になればと思っています。

 

山根ただし
十数年前の自分と似たような状況にある方に、自分の経験を通して役立つ内容をお伝えします。

 

 

大学中退後の人生はどうなる?

大学中退イメージ画像

 

まず最初にお伝えしたいのは、大学を中退したからといって、これから先の人生の選択肢が減るわけではないということです。

 

例えば、大学を中退した後は、

  1. アルバイトをする
  2. 好きなことに時間を割く
  3. 専門スクールなど実践的なスキルを身につけるため学びなおす
  4. 就職活動をする
  5. フリーランスとして働く
  6. 起業をする

というような選択肢が考えられるでしょうか。

 

ここで心に留めて欲しいのは、“目的のない”空白期間を作らないということです。

 

上記した①~⑥のいずれかを考えるにしても、行動が必要です。

大事なことは行動。
行動のみが「結果を生む」ので、この点は忘れないようにしたいですよね。

 

ぜひ何かしらの結果に結びつくような行動をしてほしいなと思います。

 

山根ただし
それでは、①~⑥について、今の僕だったら過去の自分にこうアドバイスする、というような視点でお伝えしたいと思います。

 

中退後のフリーター生活は中途半端な人生になる

 

まずは大学中退後に「①アルバイトをする」ことについて考えてみたいと思います。
僕の経験を話すと、大学中退してからの4年はバンドとバイトに明け暮れていました。

 

つまり「①アルバイトをする」「④好きなことに時間を割く」を同時進行していたという感じです。

就職せずにフリーターをしている人は、だいたいがこのパターンでしょう。
アルバイトをしていた当時、周りの人たちも「好きなことをしたい」けど、「生活費が必要だからバイトする」という理由が多かったです。

 

僕の場合、山口から上京して東京で一人暮らし。
しかも550万円ほど借りた奨学金と民間の教育ローンを返済しなければならなかったので、生活はかなり苦しかったです。

  • 明け方の5時から築地市場でバイト(週5日・時給1,500円くらい)
  • 12時くらいにバイトが終わってバンドの練習
  • 夕方17時くらいに帰宅して睡眠
  • 夜22時くらいから深夜営業の飲食店でバイト(週3日・時給1,600円くらい)

というハードスケジュールでした。
バンドのライブを週に1~2回くらいやっていたので、ライブがない日は夜のバイトに入っていたという感じです。

 

結果、バイトのために好きなことに割く時間を削らざるをえず、バンド活動は中途半端になってしまいました。
苦い経験です……。

 

【経験者談】好きなことをやることが次のキャリアのスタートとなった

 

次に繋がることは何か? と言えば、「自分の好きな事」をするということです。
20代の場合、いくらでもやり直しが効きますからね。

やりたい事をやった方がいいと思います。
好きなことにどれだけ努力できるかは、後の人生にも大きな影響を及ぼすはずです。

 

人は好きなことであれば、

  • 努力が苦ではなくなる
  • 少しでも上達したいと思い、時間を有効に使おうとする
  • 好きなことに関してアンテナを張る
  • アンテナを張っていれば、興味は広がっていく

という好循環が生まれます。

 

僕は当時、バンドをしながら、以下のようなことも考えていました。

  • バンドを有名にするためにはどうすればいいか?
  • ライブの集客を増やすためにどう宣伝すればいいか?
  • どういったポスターやフライヤーを作れば、人の目をひけるか?
  • テレビやラジオで自分たちの音楽を使ってもらうためには何をすればいいか?
  • 音楽事務所やレコード会社は、どのように収益を得ているのか?
  • メジャーとインディーズでは、どちらのほうがバンドの利益率が高いのか?

などなどです。

昔はipodが流行り始めたくらいだったので、今であればサブスクの音楽配信サービスやYoutube、SNSなどやれることはもっとありそうですね。

 

このときに考えていたことは、世間では「広報」や「宣伝」という職種の仕事内容だと後から知りました。
そして、このときの経験を評価されて、輸入車メーカーの広報部で働き始めることになります。

経験から得た知識が、音楽活動を辞めた後のキャリアにつながったというわけです。

 

フリーターは時間的な効率も悪く、次に繋がらない

フリーターは時間的な効率も悪い

 

実家暮らしで、家賃もかからないから生活費はほとんど必要ないという方は、中退後に「何もしない」という空白期間を送ってしまいがちです。

空白期間が空けば空くほど、就職には不利となってしまうので、これは避けましょう。

 

お金目当てだけの目的のないアルバイトも同様です。

当時の僕は、「こんなバイトでも何か学びはあるはず……」なんて前向きに考えながら働いていました。
しかし、今に役立っていることはほとんどありません。

当時、よく飲みにいったバイト仲間も今は何をしているのか、という感じですし……。

敢えて言うなら、「労働するとはこういうことね」と実感した程度です。

 

生活のために収入が必要という状況だったのですが、「自分で飲食店をやりたい」といった目的でもない限り、飲食店でのバイト経験は、ほとんど役に立ちません。
労働量に対しての時給もよくないですし、おすすめしないです。

 

他にも日雇いの仕事や工場労働もかなりやりました。
いずれもアルバイトの立場だと、後にまったく繋がらないのでやめたほうがいいでしょう。

  • あの店で働きたい
  • 大好きな商品に関わりたい
  • 将来就職したい企業の販売店を経験しておきたい

といったように目的をもったアルバイトでもないかぎり、学びは少ないと思います。

ごく稀に「働いていたら、そのことに関して興味が湧いてきた」ということはありますが、たいていの場合は一過性のものだったりして、長く興味が続かない場合がほとんどです。

 

お金があるなら学びなおしはオススメ

 

「③専門スクールなど実践的なスキルを身につけるため学びなおす」というのは、かなり有効です。
日本の大学の場合は、現場で通じる実践的なスキルを身につけにくいですが、専門スクールであれば、それが可能です。

ただし、お金がかかることなので、ハードルは高いですよね。
お金を貯めるために、アルバイトをするというのでは時間がかかりますし、途中であきらめてしまった人もたくさん見てきました。

独学でもいいので、学びたいスキルに時間を費やすのが正解です。

 

やりたいことがない人は就職活動をしよう

 

あと多いパターンとして「やりたいことがない」という場合です。

でも、20代前半で、「これなら一生をかけてでもやりたい!」と思えることがある人のほうがむしろ珍しいのではないでしょうか。
そして、「やりたいこと」と「できること」は違うケースが多いんですよね。

そういったときは、いろいろな事に手を出してみることが大事です。

就職活動を通して、たくさんの企業を知って、さまざまなサービスに触れる機会を作るのもいいと思いますよ。

 

やりたいことがないときは、自己分析がおすすめで、下記に紹介する記事に詳しく書いています。
ぜひ読んでみてください。

あわせて読みたい

【わかる人になる!】SWOT分析・TOWS分析で自分の強みを発見

 

フリーランス、起業という道

 

身につけているスキルや、やりたいことがあれば、フリーランス・起業といった道はかなりオススメです。

僕が20代に戻ったとしたら、おそらくこの道を選ぶと思います。

 

できればスモールスタートできるようなビジネスがいいですよね。
そして、フリーランスでも起業でも「宣伝・マーケティング」が大事になので、必死に勉強するといいです。

 

何をやるにしても、

  • 検索エンジンから問い合わせを獲得できる
  • SNSから話題性を作れる

というようにWebマーケティングに強ければ、事業は上手くいく可能性が高いです。
コストは少なく、宣伝効果は抜群ですからね。

 

当ブログ(ライフ・チェンジング・ハックス)には、そのあたりの情報をたくさん用意しているので、ぜひ読んでみてください。

 

取り合えず読みたい記事として、2つほど紹介しておきます。

あわせて読みたい

山根が山根について考える-Twitter実名利用のメリット・デメリット

【今さら聞けない】オウンドメディアとは?企業も個人もメディア化すべき理由

 

 

大学中退を気にするのは最初の就職まで

 

ここまでお伝えしたことで、大学中退で人生が詰むわけではないことを理解いただけたと思います。
大学を中退して正社員になるのが難しいか? と聞かれれば、答えは「No」です。

 

難しいのは、最初の就職のときだけです。

2回目以降の転職活動では、前職の経験や実績のほうを重視されるので、大学中退のデメリットはほぼ感じなくて済みます。

 

最初の就職は手当たり次第に応募しよう

大学中退後の就職活動イメージ画像

大学中退後に就職活動するときのコツは、

転職サイトを使って応募しまくる

ということです。

50社で駄目なら100社に応募。
100社で駄目なら200社という感じです。

 

世の中は、経験や実績が市場価値を生む仕組みとなっています。
まずは最初の実績を作りましょう。

 

アルバイトは、世の中では実績と認められにくい傾向があります。

  • 正社員
  • 契約社員

を狙うことが大切。

 

就職・転職活動には、「求人サイト」もしくは「エージェント」を利用する方法があります。
エージェントに登録しても、実績がなければ求人を紹介されにくいでしょう。

 

最初は求人サイト一択です。
下記に挙げるのは求人数が多いサービスなのでオススメです。

 

企業側は求人サイトに情報を載せる場合、掲載料がかかります。
ですから、1つの求人が複数のサイトに掲載されていることは、ほとんどありません。

複数サイトに登録して、どんどん応募してください。
 

求人サイトとエージェントの違いについては、下記の記事で詳しく説明しています。

あわせて読みたい

【転職先の探し方】陥りがちな失敗を理解すれば、自分の希望にあう転職は可能

 

それから、大学中退者に特化した求人サービスというのがあったりします。
そういった求人サービスは利用しなくてOKです。

大学中退という弱みにつけ込んで「ブラック企業」を薦められる場合があります。
基本的には、大手の人材紹介業を利用すべきですね。

 

大学中退後の履歴書の書き方

 

求人に応募する場合は、履歴書や職務経歴書に「●●大学●●学部 中退退学」とはっきり書きましょう。
「卒業」としてしまうと学歴詐称となってしまいます。

そして「家庭の事情により中途退学」など、理由もしっかり明記しておけば面接のときに突っ込んだ質問をされなくて済みます。

大学中退は犯罪ではないですし、恥じることではありません。

 

最初の就職は妥協でも構わない

 

最初から希望通りにやりがいのある職種につければ理想ですが、おそらく確率はかなり低いです。
しかし、最初は経験を積むことが目的なので、希望でない職種や業界でも内定がもらえればOKです。

正社員もしくは契約社員としての実績ができたら、次は転職エージェントを利用してキャリアアップしていきましょう。

よく「石の上にも3年」と言われますが、決してそんなことはなく、最初は1年くらい経験を積めれば十分だと思います。
もちろん、やりがいのある仕事であれば続けることをおすすめします。

 

大事なことは、アルバイトではなく「正社員」という実績です。
保険料などを引かれると、アルバイトより稼げないかもしれませんが、中長期的で見るとトータルで確実にアルバイトより稼げます。

 

生活が苦しい場合は、副業を始めるのもいいですね。
少しでも、生活の足しになるはず。

あわせて読みたい

【副業にはブログがおすすめ】初心者でも副業で月5万円を稼ぎたい方は必読

 

働きながら学べるかがポイント

 

勉強が嫌いで大学中退をした……という方には耳が痛いかもしれませんが、社会人になってからのほうが勉強しなければなりません。

むしろ、勉強を続けないと、ただ会社にいるだけの人になってしまい、いつかリストラ候補に入ってしまうでしょう。
もしくは、その会社でしか働くことのできない人材になってしまいます。

そうなってしまうと、30代から目指すべき次の段階「キャリアを伸ばす」ことができなくなってしまいます。

 

大学時代の勉強と違うのは、社会人の勉強はすぐに実践できるということ。
そして、キャリアアップに繋げられるようなスキルを中期的に学んでいくことをおすすめします。

今の時代なら、間違いなくIT系の知識やスキルです。

  • ITパスポート
  • ウェブ解析士

上記の資格は、初心者でも取り組みやすい内容だと思います。

 

まとめ:大学中退だからといって引け目を感じる必要はない

学歴に頼らない就職イメージ画像

 

ここまでで、大学中退からの就職についてお伝えしてきました。

まとめると、

  • 空白期間を作らない
  • 目的のないフリーターにはならない
  • 自分の好きなことを見つけることを優先する
  • 最初の就職は実績を作るため

ということがポイントです。

 

僕が大学を中退した理由もそうですが、自分だけの力ではどうしようもないことってあります。

でも考えてみてください。

義務教育が始まって大学を卒業するまで16年です。
それに対して、就職してから定年まで38年もあります。

最初の16年のつまずきを、後の38年で取り返せないわけはありません。
学歴が高いと大企業に就職できたりなど、確かに人生を有利に進むことができるかもしれません。

 

しかし、社会に出たら「学歴アドバンテージ」も最初の1~2年だけ。
あとは自分自身の努力と、計画性にかかっています。

 

山根ただし
過去は変えられませんが、未来を変えることはできます。
大事なのは今!
今回お伝えした僕の経験が参考になれば嬉しいです。

 


 

よく一緒に読まれている記事

 



最新情報をチェックしよう!
>【LCH式】サイト改善コンサルティング

【LCH式】サイト改善コンサルティング

勘や経験に頼らないデータドリブンで、Webサイト・ブログを改善します!

特徴1:
Googleアナリティクスを利用した改善提案

特徴2:
データドリブンマーケティング

特徴3:
ご依頼主に合わせた改善提案

CTR IMG