こんにちは。分析おたすけマンこと、山根です(Twitterはこちらから)。
みなさん、日々の情報収集はどのようにされていますか?
- お気に入りのWebメディアやブログから
- Twitterから
- キュレーションサイトから
などチェックしている方は多いのではないでしょうか。
しかし、それらのメディアを常にウォッチするなんて時間がいくらあっても足りません。
またブロガーやマーケターであれば、自分が対策している(もしくは気になっている)検索キーワードに関する記事がWeb上に公開されたらチェックしたいですよね。
要するに、
- 気に入ったメディアのウォッチを自動化
- 対策する検索キーワードの動向を自動化
ということができたら最高だと思いませんか?

今回紹介する「Googleアラート」は、効率的な情報収集を可能にしてくれるツール。
使い方を詳しく解説していきます。
そして、「イノリーダー」といったRSSツールと合わせて使えば、オリジナルの最強情報収集ツールを作ることもできます。
設定はめちゃくちゃ簡単で専門的な知識はまったく必要ありません。
最後まで読んで、ぜひ試してみてください。
Googleアラートとは?
Googleアラートとは、Googleが無料で提供しているツール。
特定のキーワードを登録すると、そのキーワードに関連する記事が、Web上に公開されたタイミングで通知が来るという優れものです。
情報を漏らさず、かつ効率的に収集できるツールはGoogleアラートだけかなと思います。
詳しい設定方法は後述しますが、Googleアラートを使い始める場合、通知を受け取る方法はGmailもしくはRSSフィードから選択できます。
完全自動化で情報収集をするのであれば、個人的にはRSSフィードで受信するのがおすすめ。
そして、RSSフィードは「Inoreader(イノリーダー)」というツールがあります。
無料で使えるので、Googleアラートと合わせて活用すると最強です。
Googleアラートの使い方

Googleアラートの使い方は簡単です。
順に説明していきます。
Googleアラートにアクセスしてキーワードを入力
まずはGoogleアラートにアクセスしましょう。
→ https://www.google.co.jp/alerts

自分のGoogleアカウントを持っている場合はログインします。
「アラートを作成」とある入力欄(赤枠で囲んだ部分に)に、登録したいキワードを入力します。
当ブログでは転職ノウハウに関する記事を多く書いているので、「転職」と入力してみます。

そうすると下の方に、Googleアラートの通知対象となる記事がプレビュー表示されます。
プレビューを確認し、欲しい情報が含まれていれば、そのまま登録します。
情報の精度がイマイチということであれば、キーワードを変更するか、もしくは「転職 30代」といったようにAND検索で絞っていきましょう。
通知頻度や件数などの設定
「オプションを表示」をクリックすると、詳細な設定を変更できます。


頻度
Googleアラートから通知が来る頻度を設定できます。
選べる項目は以下のとおり。
- その都度
- 1日1回以下
- 週1回以下
「その都度」だと通知が頻繁にきて煩わしいですし、1日1回でも情報が溜まってしまうので、個人的には「週1回以下」で十分だと思います。
ソース
アラートでチェックする媒体の種類を選択します。
選べる項目は以下のとおり。
- 自動
- ニュース
- ブログ
- ウェブ
- ビデオ
- 書籍
- ディスカッション
- 金融
「自動」で設定しておくとさまざまなメディアから情報が届きます。
使い慣れていないうちは、「自動」のままでいいと思います。
言語
そのメディアで書かれている言語を選べます。
日本語で書かれている記事を探す場合は「日本語」を選択します。
地域
情報の発信元となる国を選択できます。
「すべての地域」が初期設定ですが、「日本」にしておいたほうが無難です。
件数
下記の2つから選択できます。
- 上位の結果のみ
- すべての結果
「すべての結果」を選択すると、Web上に公開されたすべての情報が届くことになります。
人気のキーワードの場合は情報過多となりますし、不人気のキーワードだと通知がまったく来ないなんてことになります。
キーワードごとに設定可能で、後から変更もできます。
その都度調整していくといいですね。
配信先
RSSフィードを登録している場合は、
- メールアドレス
- RSSフィード
から選択できます。
配信先をメールアドレスにした場合は、Googleアラートからの通知はメールで届きます。
しかし、他のメールに紛れてしまったりすると、せっかくの情報収集効率化なのに使いにくくなってしまいます。
おすすめは「RSSフィードで受信する」です。

GoogleアラートとInoreaderを連携
Googleアラートは、Inoreader(イノリーダー)といったRSSリーダーと合わせて使うことで最強の情報収集ツールになります。
「Inoreader(イノリーダー)」の登録から使い方の説明まで、こちらの記事で解説しています。
まずはこちらを読んでみてください。
あわせて読みたい
Googleアラートの通知をRSSフィードで送る方法
Inoreadeに登録したら、再びGoogleアラートにアクセスしてください。
そしてGoogleアカウントでログインをします。
Googleアカウントの作り方については、こちらの記事に詳しく書いています。
あわせて読みたい
チェックをしたいキーワードで「アラートを作成」します。
その際、配信はRSSフィードを選択してください。
そうして作成をすると下図の赤枠部分のようにRSSフィードの記号が表示されます。

赤枠の部分をクリックすると、下図のようにRSSフィードのページが表示されます。

そのページのURLをコピーして、Inoreaderに登録するとRSSフィードで通知を受信することができます。
Inoreaderにアラートを登録
Inoreaderに登録する手順をお伝えします。
下図を参照してください。
- コピーしたURLを入力
- 「見つかったフィード」でGoogleアラートを選択

これで登録完了です。
簡単ですね。
そうしてInoreaderで、Googleアラートを受信した情報が下図となります。
ちなみに、これはスマホアプリ版のInoreaderです。
スアホアプリだと隙間時間にチェックしやすいので、使い勝手がいいと思います。

Inoreaderの画面に表示されている見出しをタップすると、詳しい情報を見ることができます。
僕の場合、1つひとつの内容をじっくり読んでいくというよりは、見出しで必要な情報を取捨選択します。
そして気になったものだけ詳細を見ることにしています。
そうして、いつか使えそうな情報はGoogle Keepにメモして保存しています。
あわせて読みたい
Googleアラートの便利な使い方
いかがでしたか。
とくに迷うことなく、Googleアラートの設定ができたのではないかと思います。
ここまで述べた手順で、チェックしたい検索キーワードをどんどん入力していきましょう

Googleアラートでキーワードを設定してみよう
自分が対策したい検索キーワードで入力するのもいいですし、エゴサーチ的な使い方をしてもいいと思います。
例えば、
- 自社の社名やサービス名でアラートを作成する
- 競合の名前やサービス名でアラートを作成する
という使い方です。
便利な検索テクニックで情報収集の精度をアップ
他にもGoogle検索のテクニックを使って、アラートを作成するとピンポイントで情報を収集できます。
AND検索やOR検索など、Google検索には便利なテクニックがあります。
こちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
あわせて読みたい
一つだけ例を挙げておきます。
特定のキーワードを除外して検索する「NOT検索」というテクニックがあります。
例えば、
※「-」の前は半角スペースを空けます。
というように除外したいキーワードの前に「-」を入れます。

そうすると、転職の情報を収集するが、再雇用に関する情報だけは除外するという設定ができます。
このようにいろいろな検索テクニックと併用することで、自分が収集したい情報だけ絞ることができます。
とはいえ、情報を絞り過ぎると通知がほとんど来ないなんてこともありますから、まずは1つのキーワードで通知を受けてみてください。
通知が多すぎる場合は、後から設定を変更することもできます。
情報収集の効率化をおすすめする理由
自分の興味がある情報だけをピックアップすると、どうしても知識が偏ってしまいます。
情報収集のコツは、受け身で与えられる情報を増やすことです。
例えば、
・TV
・新聞
・メルマガ
そして、Googleアラートですね。
今はコンテンツマーケティングが全盛ですから、毎日のように新しい情報が公開されます。
重要な情報もサラっと流れてくるので、そういった情報を見逃してしまうと機会損失につながります。
- Googleアラート
- Inoreader
- Google Keep
は情報収集の三種の神器と言えますので、ぜひ利用したい機能ですね。

よく一緒に読まれている記事