検索エンジンからサイトへの訪問を集めたいブロガー、アフィリエイターにとって、検索エンジンの仕組みを理解することは重要ですよね。
今回の記事では検索ユーザーの視点から、検索エンジンの仕組みについて考えてみます。

分析おたすけマンこと、山根(@Hackagogo)です。
Google検索を使いこなすことでリサーチにかける時間を短縮。さらには検索エンジンの理解も深めましょう!
検索ユーザーは早く目的の情報にたどりつきたい
検索は、パソコンから、スマホから、というようにいろいろな端末(機器)を使って行います。
検索をしない日はないというくらい、日常であたりまえの行為ですよね。
検索ユーザーは、できるだけ少ない検索回数で、知りたい情報に辿り着きたいと思っています。
しかも、どういったキーワードで、どのように調べればいいのか。
検索エンジンの仕組みを何となく理解していて、検索エンジンを使いこなしているといえます。
ほとんどの検索ユーザーはAND検索を使う
検索を利用する場合、ほとんどのユーザーはAND検索を使います。
「レストラン おすすめ」というような感じです。
AND検索でキーワード検索するユーザーのプロセスをみてみましょう。
まずはシンプルに検索
検索結果のヒット件数は約 562,000,000 件
単語を追加しながら検索していくと、検索結果は絞り込まれていきます。
検索結果:約 31,500,000 件
検索結果:約 20,300,000 件
さらに絞り込むような語句――例えば地域名などを使う検索ユーザーもいることでしょう。
検索結果:約 1,900,000 件
「レストラン 東京 おすすめ」で検索するより、検索結果はかなり絞り込めますよね。
AND検索のポイント
AND検索は、なるべく短い検索キーワードで検索したほうが効率的に絞り込める検索方法です。
そのうえで、単語を追加しながら検索結果を絞り込んでいきます。
試しに「東京のおすすめのレストラン」と検索すると、結果は約 21,900,000 件でした。
短いキーワードを重ねて検索したほうが、160万件も検索結果が少ないですね。
検索ユーザーはそういったことを感覚的に理解して、検索しています。
「検索ユーザーはどういったキーワードで検索するだろう?」ということを考えながらSEO対策をする必要がありますね。
Google検索の便利なテクニック!知っておきたい検索術を紹介
Google検索には知っておくと役に立つテクニックがたくさんあります。
ブログを書くためのリサーチにも役立つので、ぜひ知っておきましょう!
AND検索
この記事の冒頭でも紹介したAND検索。
複数のキーワードを指定して検索結果を絞り込むのに役立ちます。
以外と知らないポイントがあるので、紹介しておきますね。
記号や打ち間違いは気にしなくていい
・検索では、句読点などの記号は無視される
例:「レストラン、東京、おすすめ!」
・打ち間違いもGoogleが自動的に補完してくれるので、気にしなくとも構わない
例:「ラストラン 東京 おすすめ」
・大文字と小文字は区別されない
「Tokyo」でも「tokyo」でも同じ検索結果となります。
完全一致検索
キーワードに完全一致する検索結果を表示させる方法です。
ダブルクォーテーションで囲みます。
ダイニングレストランだけ検索結果に表示されます。
NOT検索
特定のキーワードを除外して検索する方法です。
除外したいキーワードの前に「-」を入れます。
中華レストランを除いた検索結果が表示されます。
「-」を複数つけることも可能です。
中華とイタリアンを除いた検索結果が表示されます。
OR検索
いずれかのキーワードを含む検索結果を表示させる方法です。
「和食 OR 日本料理」のように、複数の呼び方がある場合は、OR検索を利用すると便利です。ORは半角大文字にする必要があります。
AND検索とOR検索を組み合わせる
東京にある和食のお店と、東京にある日本料理のお店が検索結果に表示されます。
この場合、AND検索するキーワードは「( )」(半角カッコ)で囲みます。
ワイルドカード検索
一部分がわからないキーワードを検索する方法です。
店名にトラットリアが入るお店に絞って検索結果が表示されます。
キーワードのわからない箇所に「*」(アスタリスク)を入力します。
以上、効率的に情報が欲しいときに使えるテクニックでした。
まとめ:リサーチ時間の短縮は効率化の第一歩
日々、進化する検索エンジン。
検索ユーザーのことを第一に考えて運用されています。
検索方法を知ることで、リサーチ時間の短縮にもつながりますし、検索ユーザーのマインドを知るためには自ら検索しまくることが一番の勉強になります。
画像検索や音声検索なども便利なので、いろいろと試してみるといいですね。
以前、けっこう反響があったツイートです。
集客チャネルとして、検索エンジンの優位はまだまだ揺るがなそうです。
Googleによると――
数十億の検索が毎日行われているそうだが、
そのうち15%は過去に一度も検索されたことのないキーワードだそう。新規参入も十分狙えるほどのマーケットはありそう(*^_^*)
— ヤマネ@分析おたすけマン🧐📊 (@Hackagogo) 2018年11月20日