働き方の価値観が変わる!ニューエリートとオールドエリートとは?



最近、ニューエリートとオールドエリートという言葉を知りました。
きっかけとなったのは、この本『ニューエリート』でした。

 

大学中退で、民間給与実態統計調査の平均年収額そのままの非エリートな僕としては、「エリート」という言葉自体に抵抗があるわけです。

本のタイトルから内容がかなり気になる本書ですが、「ニューエリート」って何? とページをめくってみると――

Are you ready to get fired?
「クビになる準備はできていますか?」

といきなりライフチェンジング・ハックな言葉が!

 

「クビは嫌だな」「クビになるってよっぽどだよな……」なんてことを考えながら、読み進めたわけですが、本書はまさしく「理想の働き方を模索したい」という方におすすめの本でした。

 

ということで今回の記事では、ピョートル・フェリクス・グジバチさん著『ニューエリート』をご紹介します。

 

山根ただし
サイトに訪問いただきありがとうございます。分析おたすけマンこと、山根(@Hackagogo)です。
言葉がもつ印象やイメージによって、人は言動や行動に縛られてしまう場合がありませんか?
「エリート」「非エリート」という言葉は、その代表格かもと思うわけです。

 

 

ニューエリートとは?

 

ピョートルさんは本書で「エリート」について、こう語ります。

「お金」という資本を使ってビジネスをする資本家と、労働によって「お金」という対価を得る労働者。
この両者によって成立するのが資本主義です。
資本主義社会では、大きな資本を持つ資本家が力を持ち、より多くのサラリーを得る労働者がエリートされます。

 

なるほど!

 

集団ができると、優越的な少数の「エリート」と、エリートに支配される「非エリート(大衆)」ができてしまいます。

まぁ、それは人間の特性なのかもしれません。

 

ニューエリートとオールドエリートの違い

 

「エリート」と、エリートに支配される「非エリート(大衆)」
▲「エリート」と、エリートに支配される「非エリート(大衆)」

 

それは例えばどういうことかというと――

  • 「お金持ちの人」と「お金持ちではない人たち」
  • 「上場企業に勤めている人」と「中小零細企業に勤めている人たち」
  • 「学歴が良い人」と「学歴が良くない人たち」
  • 「外見が良い人」と「外見が良くない人たち」

という構図がわかりやすいかもしれません。

 

集団があれば、「エリート」と「非エリート」を分ける線引きはいくらでも可能ですし、その線引きの基準だって高くも低くもなります。

 

エリートの価値感は誰が決めてるの?

 

結局は「その集団がどんな集団なのか?」という価値観が大事ということになりますね。

では、「その価値観って誰が決めてるんだ?」ということです。

今までの定義でいえば、時代性(政治や経済)、目や耳から入ってくる情報(メディアや家族・友達の影響)といったように外的な要因が大きいのではないでしょうか。

つまり固定観念です。

 

ピョートルさんは、その価値観を変える人たちが「ニューエリートだ」、そして固定観念に縛られる人たちが「オールドエリートだ」と語っています。

 

ニューエリートとオールドエリートの定義

 

本に掲載されていた「ニューエリート」「オールドエリート」の対比表がわかりやすかったので掲載しておきます。

オールドエリート ニューエリート
性質 強欲 利他主義
要望 ステータス インパクト・社会貢献
行動 計画主義 学習主義
人間関係 クローズド(差別) オープン(コミュニティ作り)
考え方 ルールを守る 新しい原則を作る
消費行動 誇示的消費 ミニマリズム

 

変化を受け入れ、楽しむ。
そして、変わる準備をしている。

 

それがニューエリートです。

 

 

ニューエリートになるためにはどうすればいい?

 

「ニューエリート」について定義はわかりました。

では具体的にどうすればニューエリートになれるのか、そしてニューエリートを目指すとして自分の生活の何が変わるのか? という事を考えてみましょう。

 

このあと本書から学んだことを説明したいと思いますが、その前に著者であるピョートル・フェリクス・グジバチさんの経歴をまず知って欲しいと思います。

 

日本人だと経験できないような人生を歩まれている方なので、ぜひその背景を踏まえたうえで本を読むと、ピョートルさんの言葉が心に刺さると思います。

 

著者ピョートルさんの経歴

 

ピョートルさんは1975年にポーランドで生まれたそうです。

 

旧ソ連の大きな影響により当時のポーランドは社会主義国。

ピョートルさん自身も著書の中で書かれていますが、共産主義体制のもと決して裕福な国と言える状況ではなかったようです。

 

リサーチしているなかで、当時のポーランドの様子がわかる面白いブログを見つけたので共有しておきますね。
ポーランドにお住まいの女性で、個人ガイドをされているそうです。

日本人にとってポーランドといえば、ワールドカップ2018で繰り広げられたラスト10分のボール回しが思い浮かぶかもしれませんね。

 

その後、1989年にポーランドは民主化。資本主義の国として生まれ変わりました。

ピョートルさん自身もドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後、2000年移行は日本に在住。ベルリッツ、モルガン・スタンレー、グーグルでご活躍され、現在はプロノイア・グループ株式会社とモティファイ株式会社を経営されています。

プロノイア・グループ株式会社
イノベーション、人材育成のためのコンサルティングサービスを提供している会社です。
公式サイトへ(外部リンク)
モティファイ株式会社
ピョートルさんが開発した新しい人事評価、育成ソリューションをサポートするモバイルアプリや人材プラットフォームを提供する会社です。
公式サイトへ(外部リンク)

 

 

実際にピョートルさんに会いに行ってきた!

 

このブログで読者のみなさんに伝えたいライフチェンジング・ハック。
ハックを実現したピョートルさん。

すごく気になる人物です。

 

そんな折ピョートルさんと、尊敬するブロガーである染谷昌利さんと「働き方」についての講演があるということで、2019年2月12日にセミナーに参加。
ご挨拶させてもらうことができました。

ピョートルさんの名刺
▲ピョートルさんの名刺

 

ピョートルさんに実際に会ってみた印象は、気さくで遊び心のある方。
そのセミナーはワークショップが中心だったのですが、最初から最後まで笑いと活気に満ちていました。

イベント「未来の働き方イノベーション」会場の様子
▲イベント「未来の働き方イノベーション」

 

ピョートルさんのような人物が「未来の働き方」をどう示してくれるのか?
とても楽しみですよね。

最新の著書も要チェックです。

 

 

『ニューエリート』のおすすめポイント

 

本の紹介に話を戻しますね。

ピョートル・フェリクス・グジバチさん著『ニューエリート』のライフチェンジング・ハックな言葉を紹介していきます。

 

 

本業以外に取り組み、新しい価値を生み出す

 

日本の経済状況は見通しが良いとは言えません。

僕のブログの中でも警鐘を鳴らしていますが、自分から何かを変えていこうと思わない限り、知らないうちに生活水準が下がってしまう……なんて事態も大いにあり得ます。

会社内での出世競争に価値があるのは、たまたま会社が安定して存続しているから。
-本書より引用-

変わらないと生き残れないと気づいた日本企業は、今、働き方を変えようとしています。
-本書より引用-

 

ピョートルさんも、社内起業家を増やしたいという会社からたくさんの相談を受けているそうです。

「自分しかできない仕事を作り出そう」というのが結論なのですが、そんなこと自分にできるだろうか? と考えてしまいますよね。

例えばブログやSNSという手段を使えば、「自分で得た知識を消化して情報発信する」ということは誰でもできる時代です。

ブログやSNSを活用した情報発信
▲ブログやSNSを活用した情報発信

 

それはすでに自分しかできない仕事を作り出していると言えます。

  • 発信した情報が起点となり、読者が消費者となってくれる
  • 広告収入が自分に還元され収益を得られる

 

アフィリエイトやアドセンスで商品を購入してくれるというのは、読者が消費者に転換する分かりやすい事例だと思います。

 

そして、これは立派な事業です。

その発展型が「起業」や「事業展開」に繋がっていくのだと思います。

 

有名な大企業も最初はベンチャーでした。
小さな一歩が将来に繋がるかもしれない、と考えるとチャレンジするデメリットなんてありませんね。

 

 

初心者であるという価値に気づく

 

「自分は初心者だから偉そうなことは言えない……」

この言葉、よく耳にします。
謙虚なのか、自信がないのか分かりませんが、僕はまったくの逆だと思っています。

 

「初心者こそ価値を提供できるのではないか?」ということです。

 

ピョートルさんが『ニューエリート』の中で書いていた言葉を引用させてもらいます。

新しい価値を生み出すために必要なのは、「初心者のマインドセット」です。
(中略)
初心者は、業界のルールや慣習・規則にとらわれない、常識破りの発想をしてくれます。
-本書より引用-

この言葉を聞いて行動しないのだとすれば、単に自分の怠慢ということになってしまいませんか?

 

また、お金を稼ぐことだけが自己実現ではないという考え方もあると思います。
それは僕も同じ意見です。

ピョートルさんの言葉を引用しますね。

自己実現は、すべてビジネスと直結しているとは限りません。新しい価値を生み出すことができれば、趣味のアートでも、ボランティア活動でも、地域活動でも何でも自己実現できます。
(中略)
専業主婦と呼ばれる人の中にも、アウトプットを楽しみ、プライドを持って取り組む人は存在します。
-本書より引用-

 

もしあなたが今やっていることに自己実現を感じられないのであれば、それは仕事の内容を見直すか、もしくは仕事そのものを変える時期なのだと思います。

 

自己実現のためにスプリントの発想を鍛える

 

自己実現ができる人は、マラソンの発想ではなく、スプリントの発想で生きているという内容も印象的でした。

マラソンの発想は長時間労働や過労に結びつきやすいですが、スプリントはメリハリを重視するので一つの仕事に集中でき、時間の使い方も効率的です。
(中略)
「結果を出す→休む」この感覚の繰り返しを意識しましょう。

この方法はプロジェクトなど数カ月単位の仕事に限らず、1日のタスクでも使えます。
「制限時間を設けて仕事をするか」という質問に対して、グローバルエリートは72%が「はい」と答えたのに対し、日本人が「はい」と答えた数はわずか33%という結果も出ています。
-本書より引用-

 

スプリントの発想であれば、仕事に分割して取り組め、集中すべき仕事が明確になります。
その結果、成果を出しやすくなるということです。

 

消費者がお金を投じること

 

では自己実現をどうビジネスに結び付けるのか? という疑問が残りますよね。

その疑問を理解するためには、シェアリング・エコノミーという概念を知る必要があります。

物やサービス、場所などを多くの人と貸したり共有したりして利用する仕組みを「シェアリング・エコノミー」と言います。
(中略)
代表的な事例はエアビーアンドビー。自宅などを貸すことで経済的なメリットが得られ、なおかつ他人に喜んでもらえます。

 

単なる消費行動としてではなく、誰かと分かち合う幸せを感じられるインフラがシェアリング・エコノミーということです。

 

社会貢献がビジネスに繋がるという意識をもつこと。
それが新しい価値につながり、消費者はその価値にこそお金を投じるのです。

 

お金を稼ぐというのはあくまで結果である、と思います。
そこを目的としてしまうと、今の時代に人の心は動かせません。

 

 

まとめ:働き方改革は自分改革から!

 

経済省が働き方改革を推進し、企業に限らず個人も考え方を見直さなければならない変革の時代となってきました。

 

しかし会社都合の働き方改革に乗っかるだけでは、これまでと一緒です。

ですからニューエリートな思考法とともに、あらためて自己実現について考えるきっかけを持つことが大事だと考えます。

 

ニューエリートな思考とは――

  1. 情報発信が新しい価値を生み出す
  2. 新しい価値は自己実現に繋がる
  3. 自己実現を共感・共有という貢献に発展させる
  4. 貢献がビジネスに繋がるという意識をもつ

ということ。

これを自分のブログに置きかえて考えてみましょう!

 

僕の場合、ブログを始めて複業を意識することで、上記の①~④を繰り返すことができているのかなと感じました。
そして何週も繰り返すことによって、より洗練され形になっていくのを徐々に感じています。

 

おまけ

 

ある日突然ツイッターのタイムラインに流れてきたこの投稿。
「え!? これ自分の記事じゃん!」

 

ピョートルさんが僕のブログの記事を読んでくれて、面白いと言ってくれました。
これって僕の今までの人生では考えられないような幸せな出来事です(´∀`)

 

これも一つの自己実現→共感・共有の形だと思います。
ブログとSNSを利用すれば、こんな事が起こるわけですからぜひ一歩を踏み出しましょう!!

自己実現するための具体的な方法については、ピョートル・フェリクス・グジバチさん著『ニューエリート』で詳しく読んでみてくださいね。

LIFE-changing指標:★★★★☆
LIFE-changing指標とは、本が思考や生活に影響を及ぼすであろう指標(独自分析です)。

 

 


 

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