【退職を決断】転職したい理由から見えてくる落とし穴

【退職を決断するタイミング】転職したい理由から見えてくる落とし穴



 

こんにちは。分析おたすけマンこと、山根です(Twitterはこちらから)。
「分析思考で人生をうまく変えていく」をテーマに、当ブログ(ライフ・チェンジング・ハックス)を運営しています。

 

今回は「転職したい理由には落とし穴がある」ということを分析してみます。

と、その前にまず考えてみたいのですが、平均的な会社員の生涯労働時間ってご存知でしょうか?

平均的な会社員は、1日8時間以上を職場で過ごします。
月で換算すると160時間。
年間では1,920時間。
定年まで35年働くとして、82,560時間。

つまり、仕事に人生の膨大な時間を使います。
けっこうゾっとする数字ではないでしょうか。

このように多くの時間を過ごすわけですから、思考停止したように、ただ会社に出勤している……という状態は避けたいなと思います。
僕はこのブログを始める1年前、燃え尽き症候群のようになっていました。
生涯労働時間を考えてゾっとしたんですね。

とはいえ、養うべき家族がいたり、どうしてもお金が必要だという状況では、人生の選択をするうえで判断が鈍るというもの。

 

山根ただし
今の会社を退職するか悩んでいる方に向けて、僕がそのときに考えたことをお伝えしたいと思います。

 

 

退職を決める理由はやっぱり給与

 

転職サイト「エン・ジャパン」のアンケート調査によると、退職を考え始めたきっかけは以下のような結果となっています。

退職を考え始めたきっかけ
▲退職を考え始めたきっかけ

-出典:エン・ジャパン

このアンケート結果は20代、30代、40代の世代別に調査されていて参考になります。
年代別のTOP3を見てみると、以下のとおり。

■20代の退職理由
1位「給与が低かった」
2位「やりがい・達成感を感じない」
3位「企業の将来性に疑問を感じた」

■30代の退職理由
1位「給与が低かった」
2位「企業の将来性に疑問を感じた」
3位「やりがい・達成感を感じない」

■40代の退職理由
1位「給与が低かった」
2位「企業の将来性に疑問を感じた」
3位「やりがい・達成感を感じない」

どの世代でも「給与が低かった」という理由がトップとなっています。

数年前は、「評価や人事制度への不満」や「残業・勤務時間などの拘束時間への不満」という理由が上位に来ていましたが、最近は順位を下げています。

「労働時間の見直し」については、働き方改革の取り組みに効果が出ているのかもしれません。
「評価や人事制度」に不満がある場合、「評価されないのであれば転職してしまおう」という流れがあるようです。
今は転職が売り手市場なので、年齢や職種によっては転職しやすいと思います。

 

日本人の平均年収は下がっている

 

2016年における平均年収は422万円、性別でみると男性は521万、女性は288万です。
1997年の467万円と比較すると、今は45万円のダウン、月収換算では37,500円も低いというのが現状。
年代別の平均年収

なかなかサラリーマンの給与が上がらないという状況で、

  • 健康保険料の値上げ
  • 消費税10%
  • 終身雇用の崩壊

など将来の不安が重なって、「今よりもっといい会社へ」というのは当然の流れかなと感じます。

 

転職に満足している人の割合

 

低すぎる賃金では、転職したくなる気持ちが生まれるのは当然です。
しかし、どれくらいの転職者が満足しているのでしょうか。

下図は、マイナビが調査した「転職の満足度」です。

転職の満足度調査
▲転職の満足度調査

「非常に満足」が16.3%、「満足」が44.2%。
「非常に満足」「満足」を合わせると、全体の60.5%の転職者は転職結果に満足しています。

とはいえ、「不満」が9.0%、「非常に不満」が4.3%。
合わせると13.3%の人は転職に満足していないとの結果も出ています。

満足する理由として挙げているのが下記の通り。

1位 前職より給与が上がったから・・・15.2%
2位 経験・スキルが生かせる仕事だと感じたから・・・11.3%
3位 希望の仕事だったから・・・10.8%
4位 希望の勤務地だったから・・・8.8%
5位 希望の業界だったから・・・7.0%
6位 自身が成長できる環境だと感じたから・・・6.3%
7位 土日に休める環境だったから・・・5.8%
8位 休日・休暇が安定して取れる環境だと感じたから・・・5.5%
9位 会社業績・安定性に魅力を感じたから・・・4.9%
10位 前職より労働時間が短かったから・・・4.3%

-出典:マイナビ

転職して満足という結果に辿り着くまでには、いくつかの壁が存在しているなと感じる調査結果ですよね。

 

山根ただし
以上の調査結果から、退職を決断するタイミングを分析してみます。

 

転職の落とし穴を理解しよう

 

転職を考える前に、考えてほしいことがあります。
まず大前提として、転職活動は戦略的にするべきで、「上司が嫌だ」「人間関係がうまくいなかい」という理由で退職するのは危険だということ。

人間関係というのは重要な要素ですが、現実から逃げているというケースが多いのも事実。
他人を否定すれば、自己否定しなくていいので楽ですからね。

転職して他の職場に移ったとしても、根本的な解決にならないことがあります。
この後、詳しく書きますが、気持ちの持ち方として「自分で何とかできるはず!」という楽観的な思考はあってもいいなと思います。

 

退職する前に自分で取り組めること

 

今の会社でもやろうと思えばできるにも関わらず、転職をするのでは意味がありません。

労力と時間を使って転職をすることになるので、「本当に自分にとって必要か」を考えたいですよね。
まずは自分が置かれている状況を客観視してみることが大事です。

 

自分に何の仕事があっているか、何の仕事がしたいのかわからない

 

この場合は、自己分析が有効です。
なぜ仕事をするのか? 自分の本質を深掘りしていきましょう。

志望動機として「社会貢献」や「他人を応援したい」という理由は素晴らしいですが、企業のWebサイトにある理念の受け売りであることが多い気がします。

「お金を稼いで贅沢をしたい」「スキルを極めたい」「モテたい」など、ぜひ自分の中にある願望を探ってみてください。

「他人にどう見られたいか?」という体裁が、働く理由になってしまうのは危険です。

 

自己分析については、SWOT分析がおすすめ。

あわせて読みたい

【わかる人になる!】SWOT分析・TOWS分析で自分の強みを発見

 

取っ掛かりとして、転職サイトに用意されてある自己診断ツールを使ってもいいと思います。

あわせて読みたい

【転職のための自己分析】リクナビNEXTのグッドポイント診断とは? キャリアの見直しに役立てよう

 

自分のキャリアを中長期的な計画にする

 

出世すること=成功
とは限りません。

自分の志向に合った最適な仕事、ポジションに就くことが大事です。
要するにオリジナルのキャリアを築けるように計画していくことがコツです。

「大企業であれば安心」「会社のために粉骨砕身」という考え方を持っていたら、ちょっと時代錯誤です。

なぜなら、倒産した会社の平均寿命は23.5歳と言われています。
人生100年時代と叫ばれるなか、この事実をどう受け止めるかです。

年金の受給開始年齢は65歳ですが、今後さらに引き上げられるのは間違いないないでしょう。
仮に70歳に引き上げられるとしたら、トータルで50年も働かなければなりません。

僕は41歳ですが、それでもまだやっと折り返し地点です。
長すぎる……。

人生に「絶好の時」などなく、今の状況が常にスタートラインと考えて、思考錯誤していくしかないのかもしれませんね。

自分のキャリアをどう伸ばすか? という計画を立てて実行していくことでのみ、「自分らしく生きる」ことが実現できるのかもしれません。

 

フリーランスや起業の道も考えてみる

 

「自分らしく生きる」という点では、会社員にこだわる必要はありません。

 

場合によっては、

  • フリーランスになる
  • 起業をする

という選択肢も合わせて考えたいですね。

 

個人的な意見を言えば、一度しかない人生なので「経験してみてる」ということも有益だと思っています。

僕は会社員を16年経験して以下のメリットを感じています。

  • 社会人マナーを学んだ
  • 個人では難しい大きな予算のビッグプロジェクトを何度も経験した
  • 世の中には良くも悪くも色々な人がいることを学んだ

 

しかし、会社という組織の中だけでは、まっすぐなパワーや情熱が徐々になくなっていきます。
職業柄、毎日たくさんの人と会いますが、20代、30代で頑張ってきた人も、この先40代、50代と同じペースで頑張り続けられる、続けたいという人はごく少数です。

年収は下がっても、プライベート重視の仕事を選ぶというのは一案。

そういった生き方に興味がある人は、副業から始めてみることをおすすめします。

あわせて読みたい

2017年は副業解禁元年だった!副業のメリットについて考えてみた

 

すぐその職場を辞めたほうがいい場合

 

とはいえ、

  • 理不尽な嫌がらせを受ける
  • 大勢の他のスタッフの前で怒鳴られる

など、パワハラ、セクハラまがいのことがあれば話は別です。

 

即刻、人事担当者、もしくは全国の労働局・労働基準監督署にある総合労働相談コーナーに相談しましょう。
無料で相談を受け付けていて、電話の相談も可能です。

総合労働相談コーナーのご案内(厚生労働省)

 

まとめ:退職は自分が幸せになるために決断しよう

 

結論は、仕事のために身を削って不幸になる必要はないということです。

仕事を頑張らない=悪いこと

ではありません。

 

自分がどのような人生を送りたいのか? まずは向き合うということが大切。

退職したい理由は人それぞれです。
ぜひクールな目で、自分が置かれた状況を見直していてください。

 

山根ただし
自分に適したポジションは必ずあるので、ぜひ見つけていきましょう。

 


 

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