こんにちは。分析おたすけマンこと、山根です(Twitterはこちらから)。
Twitterの活用を始めて、はや1年。
「始めた当初はフォロワーさん1000人とか異次元の世界……」と思っていましたが、なんだかんだで自分のフォロワー数は1210(2019年6月22日時点)。
異次元の世界に突入してしまいました。

そして、これからもよろしくお願いします!
数カ月でフォロワーを1万人に伸ばすような人もいます。
そういった人と比べると、1年で1200人という数字は「普通」だと言えます。
とはいえ、Twitterを活用することで、
- 仕事につながった
- 交友関係が広がった
- 自分のブログを知ってもらう「きっかけ」となった
というメリットがありました。
SNS――とくにTwitterから「何かが始まる」という感覚は、かなり実感できました。
今回の記事では、「SNS時代の今、どう活用すべきか?」ということについてお伝えしたい思いますが、具体的な方法論というよりは、マインドの話になります。
「UGC」という非常に大事な概念についても説明したいと思います。
SNSマーケティングではなく、SNS時代のマーケティングを考える
SNSを取り巻く環境は、2019年に入り、さらに成熟度が増してきた感じがあります。
あるセミナーに参加して耳にしたのですが、
- 「SNSマーケティング」という言葉は、SNS時代となった今、もはや違和感がある
- 誰もがSNSを利用する時代なので、マーケティングにSNSを織り込むことは当たり前
- マーケティングは個人の時代に突入した
という話に「なるほどな」と思いました。
急に小難しくなりましたが、要するにSNSを上手く活用すれば、
- 人生を変える
- 夢をかなえる
- 事業を成功に導く
ことが可能だということです。
ゆる~くTwitterを運用中
僕のTwitterのスペックをお伝えすると、
- 1日のツイート数は、平均で3回~5回
- リプライ(返信)を含めると、1日10回~15回ほど
- 1回のツイートを考える時間は5分
- フォロワーさんに有益だと思う情報だけを発信
- いつもネタを探していて、その中から厳選してツイート
- フォロワー1000人を超えたあたりから、フォロワーの増加率は低い
- 「いいね」は積極的にする
- リツートは「これぞ」と思った投稿のみ
という感じです。
どちらかというと、ゆる~くTwitterを運用している感じ。
そして、Twitterを運用する本質については思うこともあり、以下のようなツイートをしました。
今日、SNS時代のマーケティングについて、参考になる話をいろいろ聞けた。
グチャッとしてた思考が原点回帰した気がする。
自分の中の総括は
・日常の1シーンを切り取ってる
・頑張っていることを伝えてる
というアカウントは、人間味を感じるし、応援したくなるということ。#5歳さん最強勉強会— ヤマネ@分析おたすけマン🧐📊 (@Hackagogo) June 11, 2019
SNSを利用する目的として、基本的にはファンを作るということが本質。
- フォロワーの数に固執するよりも有益な発信をすることを心掛ける
- マネタイズは結果。成果を出すことを急がない
- 人間の嫉妬という感情を理解する
これはSNS運用をする際の大前提かなと思います。
SNS時代を総括した本が登場
2019年5月に発売されたこの本。
インフルエンサーゆうこすさんが、自身の経験を踏まえ、SNSについて書いています。
具体的な活用方法も書いてあり、参考になる本です。
控え目に言っても、「SNS時代の考え方」がすべて詰まっている1冊だと思います。
ゆうこすさん自身、SNSで人生は激変したと語られていますね。
以下、本からの引用です。
培ったソーシャルパワーのおかげで、私の人生は激変。
現在は会社を立ち上げ、インフルエンサーとしての発信はもちろん、スキンケアブランドを立ち上げたり、タレント育成や飲食店経営など様々なことに挑戦しています。
年商は2億円ほどです!
冒頭からこういう書き方をすると怪しいと思われないかなと心配だったのですが、SNSでもお金をしっかり稼げているということが誰かの希望になればと思い……。
とあるように、ゆうこすさんのSNS活動は、会社経営に大きく影響を与えているようです。
今までマーケティングといえば組織単位で取り組むものでしたが、この考え方は完全に崩れています。
これからは個人レベルでマーケティング知識を応用していく時代です。
参考にすべきツイッタラーは?
最近、知ったのですがTwitterの利用者は「ツイッタラー」と呼ばれます。
僕がTwitterを利用するなかで「面白いな、有益だな」と思っているアカウントを紹介しておきます。
5歳さん(@meer_kato)のツイートはいつも参考にしています。
何よりも文章のセンスが素晴らしくて、Twitterって140文字以内で表現を工夫するツールだよなとあらためて思います。
Twitterでハッシュタグ「#5歳さん最強勉強会」を検索すると、かなり有益な情報がまとまっているので、ぜひ見てみてください。
こちらのnoteもおすすめ。
→ 5歳さんが教えるライター・編集者のTwitter運用術!【#明日のライターゼミ】
Twitterの使い方という点で、参考になるノウハウがまとまっている記事も紹介しておきます。
るってぃさん(@rutty07z)のブログ
→ 1週間で1000人増!Twitterのフォロワーを増やすためにやった16のこと【完全保存版】
えとみほさん(@etomiho)のnote
→ ツイッターのフォロワーを3ヶ月で3,000人ほど増やした方法
有料ですがマナブさん(@manabubannai)のnote
→ 【本質】フォロワーが増えるツイートとは【実例を出しつつ解説する】
フォロワー1000人を目指す場合のTwitter運用方法
SNSは流行りと考えるよりも、目的を達成するための手段として使うのがオススメします。
つまり、自分の情報を受け取ってくれる方にどんな情報を届けるか? ということ。
その結果、
- フォロワーが増える
- 濃いつながりができる
となります。
フォロワーが300人になっても反応が悪いようなら、発信する情報の軸を少しずつズラしていく必要があります。
ブログを書いている人はわかると思いますが、Googleなどで検索するキーワードに対して、悩みを解決する記事を用意します。
Twitterもそれに近い感覚は必要で、自分の発信する情報は「誰に対して参考になるのか?」をわかりやすく表現する工夫は必要です。
初心者が活用すべきSNSは?
ちなみにFacebookやInstagramも活用していますが、個人的には圧倒的にTwitterのほうが活用するメリットがあると考えています。
Instagramは「バエ」疲れが目立ってきて、日常を切り取った投稿やノウハウをまとめたテキスト画像形式のものが増えてきています。
こうした流れが来るとInstagramはさらに使いやすくなるかも。
自分のツイートを見てくれている人はどんな人?
Twitterの場合、検索エンジンと違うのは完全なプル型メディアではないということです。
他のフォロワーさんが「いいね」や「リツート」した情報が流れてきます。
ということは、自分のTwitterを見てくれる人のセグメント分けは考えたほうがいいでしょう。
- 自分をまったく知らない人
- アイコンや名前を見て「見たことある」と何となく認識している人
- フォローをしてくれているが、あまり反応をくれない人
- 「いいね」や「リツート」、「コメント」を積極的にくれる人
- 自分の投稿から、他のコンテンツ(ブログなど)を見てくれる人
- 自分のサービスをお金という対価を使って利用してくる人
⑥に近づくほど、「濃い」ということになります。
発信する自分の情報は、今どういったセグメントに届いているのかを意識する必要があります。
SNSではUGCを作る
UGCとはUser Generated Contentsの略。
早い話が、ユーザーによる口コミ投稿のことです。
- 信用
- 濃いファン
を表す指標は、エンゲージメント率ではかることが可能。
しかし、エンゲーメント率の場合、フォロワーの多いツイッタラー(例えばインフルエンサー)に反応してもらえたら、一気に数値が上がります。
それは1つの手法として有効ではありますが、本来の自分の影響力をはかる物差しではありません。
そこで、意識したいのがUGCです。
例えば下記のようなツイート。
データ分析系が苦手で眺めるだけだったアナリティクス。
ヤマネさん@Hackagogo のブログでお勉強中です。
内容も分かりやすいし、ブログの構成なども…ふむむφ(._. )— はるむに@おでかけママ (@haruka_6262) June 14, 2019
自分に関するツイートをしてもらうことで、その方をフォローしているユーザーにも自分のことを認知してもらえます。
そして人間の性質上、UGCは記憶してもらいやすいです。
例えば、自分で自分のことを褒めても、ただただ「痛い人」です。
そしてUGCを発生させるコツは、リアルで会うこと。
イベントや飲み会には積極的に参加して、親交を深めておくことですね。
「オンラインと言っても結局リアルかよ」という感じですが、正直言ってその通りです。
そうしたオフ会については、以前書いたこちらの記事が参考になると思います。
あわせて読みたい
→ オンラインサロン、Twitter企画。ブログを発展させる人の繋がりとは?
UGCの考え方については、LIGという有名なWeb制作会社の記事がたいへん参考になります。
あわせて読んでみてください。
→ ホットリンク飯髙氏に聞く!中小企業でもBtoB企業でもがんばれるTwitterマーケティングって?
まとめ:SNSを活用すれば誰でも活躍できる時代
今回の記事では、SNSの時代におけるTwitterの活用方法についてお伝えしました。
「#5歳さん最強勉強会」で、ご一緒させていただいた、みる兄さん(@milnii_san)のツイートがかなり本質を突いている気がします。
SNSの時代は、わかりやすくスポーツができるから目立つ。ではなく、絵が上手い人、文字が書ける人、面白いことを考えてる人、ちょっとひねくれてる人、目立たずに内側に武器を持ってる人に陽の目があたる時代。
つまり、「ちびまるこちゃんのナガサワくんはSNS時代のスターだ」#5歳さん最強勉強会 pic.twitter.com/NaF00J0FbM
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) June 11, 2019
SNSを活用すれば、誰でも活躍できる時代といえそうです。
下記のツイートのように、就職・転職活動やキャリア形成にもSNSが影響する日は近そうです。
Twitterのいいね数に応じてインセンティブを付与する社内制度!
画期的✨#テテマーチ
#5歳さん最強勉強会— ヤマネ@分析おたすけマン🧐📊 (@Hackagogo) June 11, 2019
これからのSNSマーケについて
フォロワー履歴書に書く未来が来る
SNS自体がマーケティング
だからSNSマーケティングなんて言葉はない
インフラだからSNSはただの手段
=手足の感覚
スマホ断ちした五歳さんは五感が失われた感じらしい
⇨これからマーケティングする上でsnsは大前提
#5歳さん最強勉強会— とっきー@オフィスのお弁当がかり (@lunch_creator) June 11, 2019

結果を急ぎ過ぎてしまうあまり負担になってしまう運用ではなく、ゆる~く気長に取り組むことをおすすめします。
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