この記事ではWordPressの無料テーマLION MEDIAについてお伝えします。
LION MEDIAはWordPress初心者が使いやすいテーマ。その魅力とは?

このブログの管理人、山根(@Hackagogo)です。
副業でパラレル収入。ブログを書くことで収益を得ています。WordPressでブログを運用するためにはWordPressテーマの選び方が重要。
そして僕が選んだテーマはLION MEDIA。
WordPressって何? という方はまずこちらの記事からご覧ください。
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この記事のここに注目!
- 無料テーマでもブログの収益化は可能?
- LION MEDIAってどんなテーマ?
- LION MEDIAがおすすめな理由
WordPressの無料テーマLION MEDIAとは?
LION MEDIAとは2017年10月27日に FIT というWEB製作事務所からリリースされたWordPress用の無料テーマです。
メディアサイト向けの「LION MEDIA(ライオンメディア)」と、ブログ向けの「LION BLOG(ライオンブログ)」の2種類が用意されています。

LION MEDIAはメディア向けとありますが、個人ブログで利用しても全然OKです!
「BLOG」と「MEDIA」に機能やデザインに大きな違いはありません。
好みの問題で、どちらを選んだとしてもかっこいいサイトが作れます。
2018年11月にはFITから待望の有料テーマも発売されています。
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LION MEDIAがスゴイ理由
欲しかった機能はこれ! と思ったものをいくつか挙げておきます。
- 超多機能!55の機能と特徴
- テーマ独自のスタイルがかっこいい
- 投稿ページのツールバーが使いやすい
- CTA(Call To Action/コール トゥ アクション)が実装できる
- プラグインを使わずにSEO対策ができる
- 固定ページの内部SEO対策機能
- カテゴリー・タグアーカイブページのSEO対策機能
- SNS連携もプラグインなしでOK
超多機能!55の機能と特徴
見てください。この超多機能っぷり!
一つひとつ設定するのも大変そうですが(苦笑)
これらはカスタマイズ画面から設定できるので、直感的に操作して「いるorいらない」を判断しやすくなっています。
\ LION MEDIAの主な機能 /
- NO JavaScript(CSSの非同期読み込み機能と、ヘッダーのメニュー切り替えのみにJavaScript使用)
- W3Cの規格に基づくマークアップでエラーなし
- モダンブラウザに最適化のため、IEは非対応(11は表示されると思う)
- 管理画面の投稿・固定ページのビジュアルエディタは、実際に表示されるデザインとほぼ同じ
- 管理画面の投稿一覧に、IDと閲覧数、サムネイル画像を表示
- 管理画面の投稿一覧は、閲覧数で並び替え可能
- 管理画面からテーマの更新が可能
- 簡易お問い合わせページが標準で備わっている
- 固定ページを利用してランキングページを作成可能
- パンくずリストと投稿記事は構造化データを用いたマークアップ済み(schema.org)
- 記事上、記事下用のウィジェットエリアがある
- フッターは、左、中央、右の3か所にウィジェットエリアがある
- TOPページ用のウィジェットエリアがある
- サイドバー固定表示用ウィジェットエリアがある(スクロールに追尾)
- 広告用ウィジェットアイテムがある
- 人気記事用ウィジェットアイテムがある(表示件数自由)
- 画像付き最新記事ウィジェット搭載(通常の新着機能ウィジェットをカスタマイズ)
- 必要十分な細かなSEO対策が施せる(ページ単位でdescriptionやmeta robotの設定が可能)
- CSS非同期読み込みが選択可能(レンダリング速度が速くなる)
- OGPの設定もカスタマイズが可能
- 検索対象を「投稿・固定ページ」「投稿ページのみ」「固定ページのみ」と切り替えられる
- アーカイブページに利用される投稿の抜粋文字数を指定可能(抜粋表示は<!–more–>が優先)
- レイアウトを1カラム2カラムと選択可能(アーカイブ・投稿・固定ページすべて設定可能)
- カテゴリアーカイブページにカテゴリの説明文章を表示可能
- ロゴを設定可能(ロゴが無い場合は【設定】→【一般】の「サイトのタイトル」を表示)
- ヘッダーに注目検索キーワードを設定可能
- トップページにピックアップ記事を設定可能(3件表示)
- トップページにランキングボックスを表示可能
- トップページに全カテゴリの新着(1件)表示ボックスを表示可能
- 投稿者のプロフィールを簡単にカスタマイズ可能
- copyrightを自由に書き換え可能
- copyright下のリンクや文字列を非表示にできる
- AMP対応(通常ページとデザインがほぼ同じ)
- AMPページがGoogleの検索結果でカード表示された時用のロゴ画像を設定できる
- AMPページでも記事上と記事下に広告が設置可能
- AMPページ用にTwitter、Instagram、YouTubeの埋め込みが自動で変換される
- 投稿ページの投稿者情報の表示/非表示の選択が可能
- 投稿ページの同一カテゴリ新着6件の表示/非表示の選択が可能
- 投稿ページの目次の表示/非表示の選択が可能(目次は専用のショートコードで表示場所を自由に変更可能)
- 投稿ページの関連記事の表示/非表示の選択が可能(表示数も1から10で選択可能)
- 投稿ページのシェアボタンの表示/非表示の選択が可能(シェアボタンもJS不使用で軽量)
- 投稿ページのシェアボタンの表示項目が6つある(Facebook、Twitter、Google+、はてぶ、Pocket、LINE)
- Google AnalyticsはトラッキングIDだけあれば設定完了
- AMPページ用のGoogle AnalyticsのトラッキングIDも登録可能
- Google Search Consoleも認証IDだけで設置可能
- 2パターンあるベースデザインはすべてハイクオリティ
- 無限に選べるテーマカラーと、様々なカスタマイズを駆使すればオリジナリティを表現可能
- 【追加】Ver.1.1.0から記事アーカイブに表示するタグ数を制御できる機能を追加
- 【追加】Ver.1.1.0からダブルレクタングル広告を簡単に表示できる機能を追加
- 【追加】Ver.1.2.0からとタグの直上に自由にタグを記述できる自由入力エリアを追加
- 【追加】Ver.2.0.0からHeader最上部にお知らせを表示する機能を追加
- 【追加】Ver.2.0.0から投稿日の表示/非表示機能追加
- 【追加】Ver.2.0.0から記事の終わり部分にCTAエリア追加
- 【追加】Ver.2.0.0からインフィード広告登録枠を追加
- 【追加】Ver.2.0.0から記事中にアドセンス等の広告を挿入するショートコード追加
テーマ独自のスタイルがかっこいい
LION MEDIAのトップページは記事のサムネイルと、タイトルとなる見出しが並ぶ仕様。

個人的な好みかもしれませんが、こういったデザインがものすごく好きなんです。
そのサイトにどんな記事があるのか、一覧でわかりやすいでしょ?
トップページにピックアップ記事を3件設定できるのですが、これはあまり好きではありません。
ファーストビューは、サイトのロゴをドン!と置いて、サイトの方針を伝えたい。
ここは今後カスタマイズしていきたい点です。
投稿ページのツールバーが使いやすい
多すぎず少なすぎず、ちょうど良い感じです。

BOXのデザインをツールバーで実装できる!
この機能、ちょっと感動しました!
(今まではCSSにスタイルを記載して、HTMLにわざわざclassを付与してました。)
↓のようなボックスが、ボタンを1クリックするだけで簡単にできてしまいます。


CTA(Call To Action/コール トゥ アクション)が実装できる
サイトをマネタイズするときに効果が高いと言われているCTAを実装できます。
思わずクリックしたくなりませんか?

プラグインを使わずにSEO対策ができる

固定・投稿ページでは上図のように、ページごとにdescriptionと、meta robotの設定ができます。
descriptionは、検索結果画面に表示されたページのsnippet(スニペット)ととして表示されることがあるため重要です。
ユーザーはスニペットを読んでクリックするかどうか判断しているので、しっかりと対策したいところ。
meta robotの設定では、4つの項目をチェックできます。
ロボットは、検索エンジン結果に表示させるために、世界中のサイトをクロールしています。クロールして得た情報はGoogleやYahooのデータベースに格納し、検索エンジン結果のインデックスとして表示されます。
- No index・・・検索エンジンにインデックスさせないようにします。検索結果には表示されなくなりますが、ロボットによるページの巡回は行われます。公開前のテストページなどで利用するといいでしょう。
- No follow・・・こちらはロボットのアクセス自体を禁止します。インデックスされたくない会員専用ページなどに使います。
- No snippet・・・snippetを表示させないこともできます。
- No Archive・・・検索エンジンのデータベースに格納されることを拒否できます。検索結果のキャッシュに表示させたくないとき使います。ニュースページやキャンペーン情報など常に最新の内容を保ちたいときに使うといいでしょう。
固定ページの内部SEO対策機能
固定ページも投稿ページとまったく同じ仕様で、SEO対策ができます。
サイト内の導線を強化するためは、固定ページの使い方が大事です。
どういった固定ページにするのか? どのように固定ページに誘導していくのか? を考えていこうと思います。
CTA→固定ページという流れが、サイトの新規訪問者にとってわかりやすいかもしれません。
カテゴリー・タグアーカイブページのSEO対策機能

カテゴリー・タグアーカイブページにもdescriptionが設定できます。
ですが、meta robotがないのが惜しい。
カテゴリーとタグアーカイブにこそmeta robotの設定が欲しい気がします。
SNS連携もプラグインなしでOK

プラグインなしで上図のようにSNSボタンを設置できます。
ただし、このボタン、JavaScriptを使っていないので、「いいね」や「シェア」のカウントが表示されません。
SNSボタンのJavaScriptはページの表示速度を遅くさせるので、スピード優先という方におすすめ。
LION MEDIAを使うには?
LION MEDIAを使うためにはまず公式サイトからテーマをダウンロードします。
LION MEDIAのテーマをダウンロード

公式サイト にアクセスします。
会員登録を済ませたあと、ダウンロードできます。
子テーマも用意されているので、一緒にダウンロードしておきましょう。
ダウンロードは無料です!
WordPressのダッシュボードからテーマをインストール

WordPressのダッシュボードにアクセス。
ログインして、左メニューより「外観」→「テーマ」を選択。
テーマを管理する画面に移動します。



先ほど公式サイトからダウンロードしたLION MEDIAの親テーマをアップロードします。
同様の手順で子テーマもアップロードしましょう。
子テーマを有効化しよう
インストールが済んだら、下図のようになります。

そうしたら、親テーマではなく “子テーマ” のほうを「有効化」しましょう。

子どもライオンのほうですね。
「有効化」が済んだら、自分のサイトにアクセスしてください。
LION MEDIAのテーマで、サイトが表示されていると思います!
そうした場合、親テーマのスタイルシートより、子テーマのスタイルシートに手を加えたほうが、トラブルがありません。
まとめ

最後にこの記事のポイントをまとめます。
- WordPressの初心者にとって難しいのは、「デザインテーマ」の選び方!
- ローカル環境を構築して、いろいろ試してみよう!
- WordPressの無料テーマLION MEDIAが信じられないほどおすすめ!
【2018年11月28日追記】
このライオンメディアを制作したFITから、2018年10月に待望の有料テーマがリリースされました。
このテーマはライオンメディアを上回るクオリティとなっています。

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